歴代スタッフ裏話その28: 宣伝スタッフが見るオアシス <小野&根本> |
歴代オアシス・スタッフによる裏話、これまで歴代の制作担当をご紹介してきましたが、今回は、宣伝チームを代表して、2人が登場!
今まで沢山のメディアに取り上げていただいたオアシスですが、その度に様々なドラマが繰り広げられていました。
メディアを通して皆さんとバンドをつなぐ、宣伝チームからみたオアシスの魅力(?)とは?
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ソニーのスタッフが語る、オアシスの思い出。
番外編として、今回は小野裕司さんと根本真紀さんにご登場願った。
小野さんは名古屋でエピックのアルバイトの宣伝としてなんと1stを紹介していた時期があり、根本さんも営業部署でオアシスとの関わりがあった。が、期せずして2人はちょうど同じ時期、『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』の頃にがっちりと宣伝担当としてオアシスをバックアップすることになる。
「私は紙担当なんですが、ノエルは写真がときかく大嫌いなんですよね。悲しいかな、最後のツアー来日のときも表紙が決まっていたのに、キャンセルしてできなくなってしまって。とにかく、お兄ちゃんは写真が嫌いなので、にらむんですよ。映る写真も怖いんですが、まずスタッフに『Photo!?』ってにらむ。にらんで出て行っちゃうか、それでもやってくれるかのいつも瀬戸際で。バンドとしてはすごく好きなんですけど、仕事で関わるととにかく、本人が来ていろいろ収まってくれれば、と祈るのみで、あまり取材の内容は覚えていないんですよね」(根本)
だから、胃が痛くなるほど緊張します・・・ という根本さんの言葉は、なるほど説得力がある。かたや、雑誌などの取材でブランドの洋服を着ることもある、リアムの場合は。
「リアムは、カッコいいっておだてられても、のらないですね。本当に俺はカッコいいのか、と一回バスルームに行って鏡でチェックしてくる。そこがね、カッコいいところですね。彼なりの美学があるんでしょうね。で、そこで気にいると『サンキュー』って、そのまま着て街に繰り出して。そのあと、どこで会った人に聞いても、それを着ていたらしいという(笑)。本番でちゃんとすぐに着てよ、みたいな(笑)」
(続く)
interview & text by 妹沢奈美
by oasis_sony
| 2010-09-24 19:40
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