| 歴代スタッフ裏話その26:フジロックFES09 <川口さん:後々編> |

(前回9/13からの続き)
解散報道後は担当ディレクターとして、実際のところオアシスはどうなっているのか、川口さんは情報収集に励んだ。が、めぼしい情報が入ってこない。
「ヴァケーションみたいな感じの・・・ 『SPIN』かどっかで海に入ってるリアムの写真見てると、『まあいっか』って思った。そういうところもリアムっぽいよね、朝青龍に同じ雰囲気を感じました。しょうがないよね、クビになっちゃったんだからゴルフやるんだよね、みたいな。そういう意味では、朝青龍とリアム・ギャラガーっていうのはやっぱりヒーロー性がありますね。自分にできないものをやってるから、憧れるわけで。だから、金を払ってでもCDを買おうと思う。人から1,000円とか3,000円とか出させる力っていうのはやっぱりすごいと思いますよ」
そんな川口さん、一番好きなオアシス曲は"サム・マイト・セイ"と即答する。
「俺がたまたまオアシスを知るのきっかけになったのが、"サム・マイト・セイ"なんですよね。 そのとき俺は自称『暗黒時代』でして、80年代後半から90年代前半ってなんにも知らないんですよ。ヘヴィ系一辺倒で、音専誌も1冊しか読んでなかった。そこに載ってるハードコアのものであったりとか、あとクラシックとか、そういういびつな幅広さを持ってたところに、別の窓を開けてくれたのがオアシスなんですよ。"サム・マイト・セイ"に、これやばいと。で、"ドント・ルック・バック・イン・アンガー"を聴いて、うわーって」
他ジャンルを好きだった川口さんをも巻き込んだ、"サム・マイト・セイ"。
この曲が、オアシス初の全英1位曲だった。まさに、伝説がさらに加速し始めた瞬間の曲。日本における最後の姿を見届けた川口さんがこの曲を選んだことに、なんだか、見えない線を感じてしまう。
interview & text by 妹沢奈美

川口さんの思い出の曲: 「サム・マイト・セイ」
*2ndアルバム『モーニング・グローリー』に収録
by oasis_sony
| 2010-09-18 01:14
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