このブログでも、過去、時々ご紹介しているニューヨークのフリーペーパーの1つ、L Magazine。普段は、音楽、演劇、アート、写真、映画などに関するローカル情報をメインにしてるこの雑誌、なんと、最新号はマンガ特集です。タイトルは、"The Comix Issue"。今回は、表紙の方もこの特集にちなんでマンガ。
その内容は、要するに、読者から投稿されたマンガ作品を掲載するというもの、みたい?
L Magazineでは、
インディーロックバンド特集とか紹介文が添えられるものと、写真やアートの特集など作者や作品の紹介がまったくない特集(=見て感じてね特集?)がありまして、今回のマンガ特集は、まったく紹介とか説明がない状態になってます。つまり、アートの1ジャンルっていう感じの取り扱い?
なんていうか、シュールなものが多く、台詞のないのとかも多くて、同じ読者投稿でも日本のマンガ雑誌とかがやってるものとはかなり違います。子どもの頃からマンガに馴染んでる多くの日本人にとっては、「何じゃこりゃ?」って感じかも(笑)。どこが良いとか悪いとかの批評も一切ないし、背景説明とかもないので、本当に「見て感じる」だけなんですけど、まぁ、型にはまらない、なんでもありな空気を楽しむのにはピッタリかも。
街角のボックスにて無料配布中公式サイトでマンガは全部読めます
〔ご参考〕
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The L Magazine:The Comics Issue 特集ページのトップ
<以下、今回掲載されてるマンガ>
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My Father and Grandfather by Ben Granoff
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Petrified Girlfriend by Pat Barrett and Caitlin Martin
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Vacation by Andy Burkholder
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Sad Potato by Dunja Jankovic
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Heat Wave by Nick Cacciola
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Liar Bird by Lauren Barnett
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Robots by Dov Torbin
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Heart Monster by Sophia Wiedeman
日本のものを再編集して英訳したものが近年本屋さんにも出てきてますが、もともとアメリカには週間少年なんとか、少女なんとか、みたいに一般的に広く読まれているマンガ雑誌ってないんですよー。なので、一般向けのもので、こういう感じのコミック特集とかって結構珍しいと思います。これも日本のマンガの影響でしょうかね?そういえば、Hotwiredが1年前くらいに「マンガ、アメリカを征服!」っていう特集号出してましたし。
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