「街は生きている」。ニューヨークにいると、そんな気持ちになる出来事がいっぱい。近年、再開発が進んでいるLower East Side。世界のトレンド発信地、SoHoから少し東へ歩けば着く距離のこのエリアに、続々とギャラリーが登場中。昨年12月にオープンしたコンテンポラリー・アートの
新しい美術館、New Museumを中心に今何かが起こりはじめてます。
Bowery St.やChrystie St. 沿いにあるチャイナタウンちっくな古い問屋や町工場の建物も、いつの間にかギャラリーへ生まれ変わってたりして。確かに、今のチェルシーと比べたら、コストもかからないし、スペースも広いってわけですね。
ぜんぜんカバーしきれてませんが、Jen Bekman Galleryの方が作った
Google Mapを見ても、ギャラリーの数は軽く50箇所以上あります。
今年(と言うか最近になって)、Lower East Sideエリア専用の無料のギャラリー・マップもできました。発行元は、このエリアの商工会議所的なNPO団体、The Lower East Side Business Improvement District。
このマップ、はじめて作ったファースト・バージョンだからなのか、情報がかなり足りない気もしますけど、こういう地図を見ながらする「ギャラリー巡りのお散歩」って、ちょっとしたオリエンテーリングみたいな感じて楽しいですよー。オリジナルのマップには書いてないけど、地下鉄Prince St.駅で降りて、道沿いを東へまっすぐ進むコースとかNoLitaの雰囲気も味わえて良いと思います。あと、途中、Mott St.との交差点の北東コーナーから2軒目が、昨日、ご紹介した
カフェ・ジタンです。
無料ギャラリーマップの一部拡大図(補足情報つき)
ほんの1~2年で、エリアの雰囲気って結構変わるものですね。このギャラリーマップは、インターネットで無料ダウンロードできるようになってます(PDFファイルです)。移民時代からの歴史ある建物が多いロウワー・イースト。かつてのSoHo、近年のチェルシーを超えるアート・ディストリクトとしての存在感がじわじわ出てきる感じで、これからどうなっていくのか楽しみです。
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