なんだかもうすっかり昔のことのように感じますが、今年の夏、6月26日から10月13日までの約4ヶ月、ブルックリン・ブリッジの真下やガバナー島などの4箇所に、全長90~120フィート(27 ~37メートル)の巨大な人工の滝が登場してました。
その名も、ニューヨーク・シティ・ウォーターフォールズ(New York City Waterfalls)。
このブログでは過去に数回ご紹介してますが、この滝は市民主導のパブリック・アート作品。NPO団体、Public Art Fundのサポートを受けたアーティストのOlafur Eliassonさんが2年前から準備してきた作品で、主に個人や企業の寄付金によって資金は工面されました。
その滝のアートも無事に終了。先月後半、この滝による経済効果の予測値(estimated economic impact)をニューヨーク市が発表したのですが、これが、なんと69百万ドル(1ドル=100円で69億円)にもなるんですって!当初の見込みが55百万ドル(これもスゴイけど・・・)だったので、14百万ドルも上回る結果になってます。すごいですねー。
また、発表された関連データにはWeb trafficなんて項目まで。それによると、2008年1~10月間のニューヨーク・シティ・ウォーターフォールズの
公式サイトへのアクセス数は512,000で、このアートの展示についてのブログの記事は少なくても1,200本とのこと。これはまた極端に少ない気がしますが、何をもとに算出してるんでしょうね。細かい数字や分析は、New York Timesの
特集記事をどうぞ。
〔ご参考〕
・
nycwaterfalls.org(公式サイト)
・
ニューヨークの港に巨大な滝のアート出現 New York City Waterfalls〔2008-07-10〕
・
今年のガバナー島はアートの島に?〔2008-09-23〕
ちょっと前のニュースですが、気になってたので忘れないうちに書いておきます。この経済効果、ちょっとその数字は大きすぎない?っていう指摘も出てますが、ウェブ・トラフィックを見ると逆に不自然なほど少なすぎる気がします。あ、でも更新されないからかな?どこのサイトからアクセスがあったかランキングとか出してくれないのでしょうかね。この数字だったら、うちのブログ、トップ100入りはしてるはずです。
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