ニューヨークでは今年に入ってから街のあちこちで、自転車用のバイク・レーン(bike lane)が登場中。これまでに、
SOHOのPrince St.沿いのバイク・レーンや、
タイムズ・スクエアの42丁目から34丁目までブロードウェイ沿いに続くバイク・レーンをご紹介しましたが、今回のはすごいです。
もはやバイク・レーン、じゃなくて、車道をつぶして道の真ん中にパブリック・スペースをつくってしまいました。場所は、23丁目とブロードウェイの交差点。
この交差点は5番街も合流するマンハッタン内ではかなり珍しい変則的な6差路。当然、交通量の多い場所ですが、その中央部で2本の車道をパブリック・スペース化。かなり大胆な決断ですね。すぐ横に公園があるのになんでこの場所にパブリック・スペース?って感じですけど、多分、その理由は、『フラットアイアン・ビル』じゃないかと思います。この交差点には、世界的に有名な建築物、『フラットアイアン・ビル』があって、新たにできたパブリック・スペースはこのビルを取り囲むようにつくられています。今後、この場所でイベントとかやったりするのかもしれません。
テーブル席もいっぱいあります緑色の部分の車道がパブリックスペース化フラットアイアン・ビル
フラットアイアン・ビルができたのは1902年。当時、ニューヨークで一番高いビルだったんですよー。映画「スパイダーマン」に出てくる新聞社はここです。雑誌の表紙とかになることも多い人気のビルなんですけど、これまで正面からフラットアイアン・ビルを楽しめる場所は車道と車道の間のせまいスペースしかなかったんです。これでぜんぜん雰囲気変わりました。写真とかかなり撮りやすくなってますよ。
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