毎夏、リンカーンセンターの野外ステージで開催される無料のパフォーミング・アーツのお祭り、Lincoln Center Out of Doors Festival。今年で38回目を迎えたニューヨークの夏の無料イベントの中でも先駆け的存在です。
今年は8月7日から24日まで開催。ここ数年、7~8月の2ヶ月間やってたのですが、今年は7月は別の新しいイベント(ダンス系のもの)になって、Out of Doors Festivalは8月のみでした。
今年は、リンカーンセンターが
大規模リノベーション工事の真っ最中ということで、例年、架設ステージを用意する中央の広場や、中庭ステージが使えません。その結果、例年と比べると全体的な雰囲気が違いました。どう違うかというと、工事のため縮小するのかと思いきや、写真の通り、一番大きい本格的な野外ステージが会場に!
ダンスなどを中心としたパフォーミング・アーツの野外無料イベントの会場としては、かなり大きいです。舞台の上でパフォーマンスする方々には、めったに無い素晴らしい機会になったことでしょうね。
それにしても、大規模リノベーション工事中でいつもの広場が使えない今年、それを理由に中止にするのではなく、一番大きい野外ステージを使おう!・・っていう発想がすごいです。無料イベントだから、その財源は寄付金とかでしょうし、ショーの内容だけじゃなくて、この仕組みが成り立っていることに感動してしまいます。
こんな本格的な会場で無料イベントってスゴイですねー。例年の「架設」って感じの会場も、舞台と客席の距離がすぐ近くで、息づかいまで聴こえて臨場感あって面白かったですけど、こういう大きな会場でもできるんですね。来年はどうなるのか楽しみです。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」