本屋さんのキッズ・コーナーで見かけた書棚。『アメリカン・ガール』(American Girl)というシリーズものの絵本のコーナー。様々な時代を生きた様々な女の子達のストーリーが本になっていて、登場するヒロインのお人形さんも別売り。とにかく、その多様性が目をひきます。
ネイティブ・アメリカンの女の子、北欧や南米から移民してきた女の子、奴隷解放運動時代に南部から北部に移住してきた女の子、など等。さまざまな時代を生きる多様な文化背景を持つ少女達のストーリーがいっぱい。
これらを総じて、『アメリカン・ガール』(American Girl)と命名してるところが、いかにもアメリカっていう印象を受けます。
子どもの頃から歴史や文化の違いを学べるというコンセプトも面白いですよね。21世紀に日本から留学に来た日本人の女の子ってのは新しく作って頂けないんでしょうか?(笑) とにかく、世界各地からやってきた様々な文化を持つ人たちが共存するニューヨークでは、こういったアイデアに興味を持つ方々も特に多いと思います。
先日、ふと気づいたのですが、英語で「文化」は"Culture"って言いますが、"Culture"の意味には「教養」って意味もあるんですね。確かに、それぞれの文化の背景には先祖代々のいろんな教えや教養が潜んでいる気がします。だとすると、"Multicultural" な環境というのは、「多文化」ってだけじゃなくて「多教養」って意味でもいいかも?とか思ったりして。少なくても、異なる様々な文化に触れることは、いろんなことを考えるきっかけになりますね。
「彼は教養がある」みたいなときは、"He is well educated."とか、Intelligentやthoughtfulなどの表現を使ってたので気づかなかったんですが、Cultureにも「教養」なんて意味が含まれてるんですね。そういえば、以前ご紹介した"Culture Fest"なんかは、「文化」のお祭りっていうより、「知的活動団体」のお祭りとか「教養を育む」お祭りって言った方が適切だったかもしれません。
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