新緑まっさかりのニューヨーク。住宅街は街路樹の新緑に包まれて、遠くの方を見ると緑色の別世界。ここはハーレムの137丁目、7~8Aveの間。1本先のストリート(138丁目)がストライヴァーズ・ロウ(Strivers' Row)。
ストライヴァーズ・ロウは、直訳すると「努力家の長屋」とか訳されてますが、1890年代に建てられた歴史ある高級住宅街。
当時、流行したオランダの建築様式(階段を上がったところに入口がある、3~4階建)のアパートがずら~っと、シュガーヒル(Sugar Hill:南端は145丁目)の方まで続いててなかなか見ごたえある風景。もちろん映画の舞台にも何度も登場しています。
あと、シュガーヒルも高級住宅街で、直訳するとこちらは「砂糖の丘」。どちらもアフリカン・アメリカン・コミュニティの中ではあこがれの住宅街で、今でも著名人や事業家がたくさん住むエリアなのだそうです。
ストライヴァーズ・ロウを中心とした周辺をセント・ニコラス歴史地区とも呼んでます。だいたいこのへんから143丁目くらいまで、長い歴史を持ついろんな建物が連なってるんだとか。立地的になかなか訪れにくい場所ですが、ハーレムの再開発が進むにつれ観光スポットとして注目されるかもしれません。
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