
平地が続くマンハッタンでは非常に珍しい高台になっていて、目前に広々とした街の風景が広がる場所がここ、モーニングサイド・ドライブ(Morningside Dr.)。
コロンビア大学キャンパスの裏手に位置し、モーニングサイド・パーク沿いに続くいわゆる「がけっぷち」の道です。

周辺はコロンビア大学やそのほか数多くの教育機関や巨大な教会、それに緑いっぱいの公園などが集まる閑静なエリアです。
このへんは『モーニングサイド・ハイツ』(Morningside Heights)とも呼ばれているんですけど、多分、この「がけっぷち」通りがその名前の由来だと思います。この「がけっぷち」、東側に景色が広がってるので朝になると朝日が昇ってくるんです。あ、だから、モーニングサイド(Morning+side=朝側 )なの?
コロンビア大学の学生達は、このエリアをよく「コロンビア村」と呼んでたりもしますが、

いずれにせよ、高層ビルが立ち並ぶミッドタウンとはずいぶん雰囲気の異なる別世界。特に高台からの風景は、まさに視点を変えるにはもってこいで、気分転換するにはピッタリな場所だと思います。地下鉄の最寄駅は「116丁目コロンビア大学」(116 Street Columbia University)。大学キャンパスの目の前が駅になってるので、そのままキャンパスを抜けてまっすぐ進めば到着。周辺は全部大学の寮とか関係施設っぽいビルとあとはアパート。
先日、ご紹介した
サクラパークやその横にあるリバーサイド・チャーチにも歩いていける距離です。あと、大分昔にご紹介したニューヨーク最大規模のゴシック建築の教会として有名な
セント・ジョン・ディバイン大聖堂も、すぐ近く。いわゆる観光地ではありませんが、案外、見所いっぱいなエリアかもしれません。
道沿いにはベンチもずらりと並んでいて、所々、展望台スペースまで用意されています。コロンビア大学のすぐ裏手にあるためか、ノートブック・パソコンを片手に勉強してる大学生の姿もちらほら見かけたりしますよ。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」