地下鉄タイムズ・スクエアの駅構内で遭遇したミュージシャン。クリスマス前ということで、クリスマス・ソングを歌ってました。なんと、グランドピアノまで!いったいどうやって持ってきたのでしょうね?
以前もご紹介したことがありますが、ニューヨークの地下鉄では自発的に演奏しているミュージシャンのほかに、
ミュージック・アンダー・ニューヨークというNY都市交通局(MTA)主催のプログラムで演奏しているミュージシャンなどもいて、音楽はとても身近な存在です。特にこの時期、ニューヨークでは、クリスマス・ソングを街のあちこちで耳にしますが、もし、クリスマス・ソングがなかったら、どんな雰囲気になるのでしょうね・・・。やっぱり音楽には不思議な力がある気がします。
さて、かなり前フリが長くなりましたが、今日はこの音楽の力というものについてちょっと書いてみます。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、米国では、こうした音楽の力を真剣に研究している学者さん達が結構いるのですよ。特に有名な方が、
Gordon Shaw博士。Music Intelligence Neuronal Development Institute(略してMIND Institute)の創設者で、"
MOZART EFFECT"(モーツアルト効果)の提唱者の1人だそうです。
このモーツアルト効果と言うのは、クラシック音楽(モーツアルトなど)を聴かせると、緊張や不安を緩和するだけでなく、不眠症、うつ病、自閉症などの精神的な要因による病気の治療に効果があるというもので、その他にIQや記憶力の向上や、更には怪我の回復も早くるということを実験によって証明したものです。
特に子どもの健康状況や知能の発達に良い影響があるそうです。そんなわけで、現在、米国の幼児教育にはこの理論がかなり浸透しているようでして、この理論に基づいた赤ちゃんや子ども向けの商品が沢山でています。日本にもこういったモーツアルト・グッズ?ってもうあるのかな?一風変わったお土産として良いかもしれませんね♪
この他に米国ではミュージック・セラピーというセラピーもあって、そのセラピストになるための専門の学科がある大学もあったりしますよ。音楽の力。いろいろ考えてみるとかなり奥が深そうですね。そういえば日本でも、酒蔵に音楽を流すと出来上がるお酒がまろやかになるなんていう話があった気がします。
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