前回の続き。結局、
「ニッチ化」、「差別化」、他社にはない「独自の魅力」の重要性について…と言うお話なのですが、もう少し、具体的に突っ込んで:食料品店が店舗デザインを見直す際、各カテゴリーに特有の問題が出てくる。例えば、魚介類では、消費者が商品の鮮度を見極めるのが難しいため、価格がより重要になる傾向があるという。
一方、食料品店のセンター・ストアは、アマゾンや量販店に圧迫されつつある。量販店は、買い物客がその通路で見つけることができるコカ・コーラやマカロニの箱と同じものを、しばしばより安く販売している。
→なんやかんや、独自性を打ち出せないと、価格競争に陥りやすい…と言うこと。じゃ、どうしたらよいのか。
いろいろアイデアはあるけど、今回、ここで紹介しているのは、単なる商品列から、マインドセット・ゾーンへと売り場を変化させようっていうもの。お客さんが探しているもの、求めているものを商品列の分類・展示を超えていろいろ幅広く取り揃えてみる。
でも、これって、本当にお客さんが探しているものなのか、が重要で、その先のお話がもっと聞きたいところですよね。
食料品店は、中心店舗を "商品列からマインドセット・ゾーン "へとシフトさせることができる: 「子供たちの給食のお弁当を作る方法を探している。簡単なメニューを見つけたい。国際色豊かな食事の作り方を知りたい。例えば、食料品店は、子供のランチに何を詰めるかだけに焦点を当てたセンター・ストア・ディスプレイを作ることができる。
食料品店が店舗デザインやマーチャンダイジングにまつわる思い込みや伝統に挑戦するとき、ケリーは買い物客の心理を常に念頭に置くよう求めている。
「本当に売れるのはコンテクストです。素晴らしいマティーニをコーヒーカップに盛り付けるのに似ている。
食料品店が買い物客の心理を利用して店舗デザインを改善する方法
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