一言で言うと、
(家庭でのフィットネスブームの絶頂期に)2020年にMirrorの5億ドルの買収という、近年の[Lululemon]の数少ない戦略的失策の1つを終了させる.... 英断
…とのこと。Wedbushのアナリスト、トム・ニキッチ談。
ルルレモン、ペロトンと提携し「Mirror」を廃止へ
記事によると、
ペロトンとルルレモンは5年間の戦略的グローバル・パートナーシップを締結した。PelotonはLululemonの独占デジタル・フィットネス・コンテンツ・プロバイダーとなり、LululemonはPelotonの主要アスレチック・アパレル・パートナーとなる。
ルルレモンは年内にLululemon Studio Mirrorの販売を終了する予定だが、Mirrorデバイスのサポートは継続する。このアスレチックウェアブランドはまた、11月1日にデジタルアプリのみの会員層を終了し、代わりにPeloton App One会員になる選択肢を顧客に提供する。
10月11日からは、ルルレモンとの共同ブランドウェアが、アメリカ、イギリス、カナダのPeloton直営店とPelotonのウェブサイトで購入できるようになる。
ルルレモン・スタジオ・オールアクセスメンバーは、11月1日から現在と同じ料金でPelotonの数千のクラスにアクセスできるようになる。この新しいパートナーシップにより、選ばれたPelotonのインストラクターがルルレモンのアンバサダーとなる。
→なんやかんやあったけど、結果、オーケーと言うか、かなり成長余力のありそうなパートナーシップっぽい。
ちなみに、どんな困難が巻き起こっていたかというと、
ルルレモンは7月、デジタルコンテンツにより注力するため、ルルレモン・スタジオの従業員100人を解雇した。ルルレモンは2020年にMirror社を5億ドルで買収し、家庭用フィットネス機器に大きな賭けをした。ルルレモンの3月第4四半期決算は全体的に好調だったが、Mirrorハードウェアの売上は期待外れで、同社は同四半期にMirrorに関連する4億4300万ドルの減損損失を計上した。
ペロトンにとって、今回のアパレルとの提携は、アットホームフィットネス企業であるペロトンが2021年に初めてプライベートラインの運営を試みた後に実現したものだ。同社は以前、ルルレモンを含む企業との共同ブランドパートナーシップを通じてアパレルを手掛けていたが、プライベートラインデビューの約1年後、ペロトンはルルレモンとの訴訟で和解し、ルルレモンはペロトンが同社のアパレルデザインをコピーしていると訴えた。和解の一環として、ペロトンは特定のデザインを段階的に廃止することに同意した。ペロトンは今月、アンダーアーマーやナイキなどで経験を積んだセドリック・フレッチャーをアパレル・アクセサリー部門の新シニア・バイス・プレジデントとして採用した。また同社は火曜日、共同創業者のトム・コルテセが11月1日付けで最高製品責任者の職を退き、ニック・コールドウェルが後任となることを発表した。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。