
米国のアマゾンが、ホリデーシーズンに向けフルフィルメント・センターや輸送業務で年末年始の業務をサポートするため、
フルタイム、パートタイム、季節従業員25万人を雇用すると発表。これは、ホリデーシーズンに向けて15万人を採用する予定だと同社が発表した昨年から顕著に増加しております。
でも、これは、アマゾンに限った動き(詳しくは後程)。
平均時給は20.50ドル。1ドル=147円換算で、3,013.5円。
季節雇用の初任給は、職種と米国内の勤務地によって時給17ドル(2,500円)から28ドル(4,116円)で、一部の職種には1,000ドルから3,000ドルの契約ボーナスが支給される、とのこと。
なお、2022年について、アマゾンは米国のフルタイム従業員の年間総報酬の中央値は41,762ドルだったと発表。これは前年から2,100ドル近く増加している、と同社は最新の委任状報告書で述べています。また、同社は、フルフィルメントと輸送の従業員の賃上げを支援するため、今年13億ドルを投資するとも発表。アマゾンは、2022年12月31日時点で、フルタイムおよびパートタイム従業員約154万人を雇用。
アマゾン、年末年始に25万人を雇用へ
小売業界では通常、年末年始の業務をサポートするために数十万人を雇用する。しかし、CNNの報道によれば、今年に入ってから季節雇用を縮小している企業もあるようで、その計画は2008年以来最低となっている。例えば、ターゲットは、昨年と同様に約10万人の季節従業員を雇用すると発表し、メイシーズは38,000人の雇用を計画。しかし、アマゾンではその逆で、中規模の都市がすっぽり埋まるほどの人数をアメリカで雇用しようとしている。
アマゾンのワールドワイド・オペレーション担当シニア・バイス・プレジデント、ジョン・フェルトンは発表の中で、「短期的にお小遣いを稼ぎたい人も、アマゾンで充実したやりがいのあるキャリアへの第一歩を踏み出したい人も、その人に合った仕事があります」と述べた。
カリフォルニア州だけでも、アマゾンは今年3万人を雇用したいと、同社は別の発表で述べた。
アマゾンの第2四半期のオンライン小売売上高はアナリストの予想を上回った。売上高は約530億ドルに達し、前年同期比4%増となった。
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