前回の続きで、アメリカの給食のお話。 アメリカでは、学校給食で提供できる食べ物に成分や栄養素に関する規制があるため、食品メーカーは全く同じブランドの商品でも、市販のものと学校給食向けで規制に合わせて、成分や栄養素を変えている
・・・とお伝えしましたが、一定の成分や栄養素を必ず学校給食に含もうとすると、予算上、難しいケースも少なくはありません。
そこで、学校給食のためロビー活動をする団体や大手食品メーカーらは、トマト・ケチャップもトマトから作られたものなので野菜の1品として認めさせるなど、限られた予算や人員、設備でも、学校給食を提供できる環境づくりに努めています。
これは、一見、良い活動のように思えますが、行き過ぎたロビー活動により、子ども達が良質な食事を得ることよりも業界団体や食品メーカーなどの企業の利益が優先されることになってはいけません。
そんな中、
そもそも、学校給食は、栄養についても、味や質についても、もっと改善できるはず…
と考えた人物がいます。
しかも、その人物とは、、コペンハーゲンのNomaでヘッド・シェフを務めた経験を持つダン・ジュスティ(Dan Giusti)さん。
そう、世界一のレストランのヘッド・シェフから、学校給食ビジネスへ参入。すごい。どういうことなのでしょう?
1人数万円の高級レストランのシェフだったひとが、1食辺り1ドル25セントの食事を作る学校給食(高齢者団体、刑務所システム)の評判を変えようと努力してます
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