これ、デュオリンゴに登録していなくても普通にポッドキャストとして無料で聴けるほか、いろいろとリアルな今のアメリカを垣間見れる仕様になってて、実に興味深いのです。
まず、デュオリンゴ本体は、100ヵ国語を超える言語の学習が可能になっておりますが、冒頭のスクリーンショットのとおり、現在、ここに用意されているポッドキャストは、以下のたったの4つ、4コースのみ:
- 英語話者向けのスペイン語(Spanish for English speakers)
- 英語話者向けのフランス語(French for English speakers)
- スペイン語話者向けの英語(English for Spanish speakers)
- ポルトガル語話者向けの英語(English for Portuguese speakers)
皆さん、お気づきになられましたか? これ、実は、めちゃめちゃリアルな今のアメリカ社会を、見事に分かりやすく反映したコース内容になってるんですよー。たぶん、アメリカ社会に詳しい方々には、この4つのコースが主に誰向けなのか、すぐにイメージできるはず。
え? よく分からない?
それじゃぁ:
「100ヵ国語を超える言語を取り扱うデュオリンゴが提供するポッドキャストが、なぜ、この4つのコースなのか?」
ちょっと考えてみてください。
アメリカ社会に詳しい方々には、この4つのコースが以下のように見えるはずです:
- メキシコ移民(=スペイン語が母国語)を部下や取引先に多く持ち、仕事・実務ニーズでスペイン語を学習したいアメリカ人向け
- 趣味でフランス語を学びたいアメリカ人向け
- アメリカへ来たメキシコ移民(=スペイン語が母国語)向け
- アメリカへ来たブラジル移民(=ポルトガル語が母国語)向け
デュオリンゴでは、100ヵ国語を超える言語を取り扱っているわけですから、他の言語の組み合わせも、当然、いろいろと考えられるはずですけれど、実際にポッドキャストを提供しているのは、この4つということで、アメリカの語学学習者の本当のニーズのあり方を垣間見れると言えるでしょう。
あと、このポッドキャストの存在を知らなかった時点で、デュオリンゴの最大限の実力を見たかったという理由から「英語でスペイン語を学ぶ」という選択をしましたが、結果、それは大正解、最もニーズがある選択肢を選んでいたということも分かりますね。
それでは、以下、英語話者向けのスペイン語(Spanish for English speakers)のデュオリンゴのポッドキャストの内容をほんの一部ですが、ご参考まで。
〔ご参考〕
【ChatGPT他、便利なAIツール特集からちょっと脱線して、Duolingo特集】
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