前回の続きで、
『2022 エマーソン・インダストリアル・デー』(2022 Emerson Industry Day)の目玉講演の1つ、ニューヨーク大学大学院教授で人気ビジネス書作家、そして、シリアル・アントレプレナー(連続起業家)で投資家のスコット・ギャロウェイ(Scott Galloway)さんの講演から…。
ギャロウェイさんが『過小評価されているもの』(Underhyped)として挙げてるものの中から、特に気になったのがコレ、Design(デザイン)。
「アート&デザイン」分野だけでも、このブログの過去ログは今や719本もありまして、また、つい最近も: …などと書いてるとおり、かなり以前から、年々、少なくてもニューヨークでは「デザイン」の重要性が高まっている気がしていたのですが、ギャロウェイさんも同じようなことを感じていたみたいです。
以下、ギャロウェイさんの講演から、デザインが過小評価されている(=もっと評価されるべき)ということを示すデータやグラフなど、ご参考まで。
成長著しいAirbnbの見やすくデザイン性の優れたウェブサイト(左)と競合他社のごちゃごちゃしたウェブサイト(右)
ウェブサイトのデザインが、宿泊施設のイメージにも少なくない影響を与えていますAirbnbで働くデザイン担当従業員(デザイナー)の全社員に占める割合は、9%
一方、Hyatt、Expediaは2%(Airbnbの4分の一以下)Booking、Tripadvisorは3%(Airbnbの3分の一)”Design Distinguishes Industry Leaders”(デザインが業界(産業)のリーダーを決める)
新しいブランドほど、デザイン担当従業員率が高まり、売上増加率も高まる傾向がある”Designers Are the New Engineers”(デザイナーは新しいエンジニアだ)
Upwork(フリーランサー労務管理及び求人情報サイト、www.upwork.com)の職種別求人数では、デザイン関連の求人が断トツで最多
今、世の中で最も求められている人材は、優秀なデザイナー⁉Upwork(フリーランサー労務管理及び求人情報サイト、www.upwork.com)
美大や大学や大学院の理工学部など、専門の教育機関を卒業したデザイナーやエンジニアの卒業生一人当たりの職数では、デザイナーの方がエンジニアの2.7倍も多い
〔ご参考〕
<関連過去ログ>
【Emerson Industry Day – 2022特集】
コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。