今年2022年は「
日本のスタートアップ創出元年」(になるかも?)…。
そんなワケで、ここ数回、日本政府が新たに打ち出したスタートアップ支援策や、その実現のためにカギになる『世界で活躍できるグローバル人材』の重要性についていろいろ見て参りましたが、最後に、『世界で活躍できるグローバル人材』を育成しようという、とても興味深い民間の取り組みの事例を1つ挙げておきます。
その取り組みとは、孫正義育英財団。
高い志と異能を持つ若者を財団生として認定し、才能を開花し、未来を創る人材として羽ばたくための様々な支援を提供します。新しい価値観やテクノロジーに触れる環境や、一流の志を持つ仲間と交流する機会に加え、必要に応じて夢を実現するための支援金の提供など、志を持つ皆さんが生涯をかけて登るべき山を見つけるための様々な場を提供していきます。
ということで:
- 渋谷キャスト(東京都渋谷区)内に、「夢の実現、才能を開花させる場」として財団生専用施設「Infinity」(https://masason-foundation.org/infinity/)を開設。
- 財団理事をはじめとした、各業界の専門家や有識者による講演会・ネットワーキングイベント(不定期)を開催します。
- 給付金の支給:進学・留学に限らず、将来経験したいことや今後成し遂げたいことを応援するための支援をひとりひとり検討していきます。選考過程で個別にお話を伺いながら、支援内容・金額を決定します。給付された支援金には、原則として返済の義務はありません。支援金給付者の進路、その他一切については、本人の自由とします。
…とのこと。
それでは、実際にどのようなお方が、この
孫正義育英財団の支援対象(「
孫正義育英財団」財団生)に選ばれているのか、その一例として、3期生で、2007年生まれの高橋洋翔くんのケースを、以下、関連ニュース報道も交えてご参考まで。
このTokyo MXの特集には続報もあります:『天才小学生数学者の“その後”』 [Dec 23, 2019/ Tokyo MX]。また、さらに、テレビ東京の番組『23時の密着テレビ レベチな人、見つけた~特別編集版~「数学少年・髙橋洋翔」』[Jul 26, 2021/ テレビ東京]にも、洋翔くんはご出演しておりまして、「なぜ、円周率が3だとダメなのか?」を丁寧に解き明かしてくれたり、自作の問題「行きは時速40km/h、帰りは時速60km/hで進む自動車があります。この車の平均時速は何km/hでしょうか?」を二人の弟たちとご自宅で解いている様子など、めちゃめちゃ可愛らしくも頼もしいお兄ちゃんの姿を披露してくれています。
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