つまり、東京オリンピックでは、これまでのオリンピック以上に、スマホやSNSが普及したおかげで、母国に帰国した選手たちを出迎える人々の心温まる姿、様子を、とても手軽に数多く拝見できるようになりまして、オリンピックの公式YouTube動画で、そうした動画を取りまとめて公開してくれてたりもします。
…とお伝えしましたが、『スマホやSNSが普及したおかげ』以外の理由からも、この東京オリンピックの関連報道では:
家族と友人の反応ビデオという、信じられないほど感動的な新ジャンル
(An incredibly moving new genre: The family and friends reaction video)
が生まれていると、8月6日付のワシントン・ポスト紙が報じております。
この記事によりますと:
“Family has always been a part of the coverage. You think of Michael Phelps’ mom in the stands, and eventually his wife and baby in the stands, or the Raismans doing every move with Aly Raisman in her gymnastics routine,” NBC Olympics coordinating producer Lee Ann Gschwind told The Hollywood Reporter. “I think we have captured that, but more, in a way, because we are more intimately in people’s homes.
”Many reaction videos come from the phones of local journalists, who immediately post them on social media — a modern update on a staple of local journalism: the hometown sports hero story.
…とのことで、もともと昔から選手を支えてきた「家族」(や友人)はオリンピック関連報道をよりドラマティックに描く重要な要素の1つだったわけですけど、深刻なコロナ禍で全競技が家族も会場に入れてもらえない『無観客』になった結果、多くの選手の家族や友人がご自宅や近所のスポーツバー、学校、公民館等などに集まって、みんなで一緒に競技や試合の中継を視聴するようになり、そして、その様子をテレビ局が、これまでのオリンピック中継よりご家族やご友人にずっと近い場所から、より親密に、報じるようになって、それがオリンピック報道の信じられないほど感動的な新しいジャンルになっている、とのこと。
また、地元のヒーロー(英雄)である選手たちの活躍を喜ぶ地元の人々の反応など、地元メディアのジャーナリストがスマホで撮影した動画も増えているとのことで、やはり、『スマホやSNSが普及したおかげ』も、この新しい現象が生まれた重要な理由の1つのようです。
以下、このワシントン・ポストの記事から、SNSで見れる「家族と友人の反応ビデオ」を2つほどご参考まで。
〔ご参考〕
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。