昨年2020年11月中旬、ニューヨークにオープンしたのは、オーストリア人のお菓子屋さん、ルネ・ランペルマイエ氏が1903年に創業したパリのリヴォリ通りに本店のある、伝説的な老舗のサロン・ド・テ(フランス語で喫茶店のこと)、英語で言うとティールームの『アンジェリーナ』(Angelina)初の米国店舗。
ちなみに、『アンジェリーナ』という店名は、ランペルマイエ氏の義理の娘さんの名前に由来しているそうです。
当然、米国一号店。
場所は、このブログではお馴染みのブライアント・パーク(Bryant Park)のすぐ近く、6番街(Avenue of the Americas)沿い、39~40丁目間。そのオープン時は、当然、ニュースに:
この1903年創業のアンジェリーナ、120年近くの歴史を誇る老舗中の老舗なのですけれど、「パリのベスト・デザートのお店」の1つとかにも今でも普通に選ばれていたりします。
例えば、femalefoodie.comによるこんな特集:
世界的ファッション・ブランドのシャネルの創設者でファション・デザイナーのココ・シャネル(Coco Chanel)も毎日のようにアンジェリーナに通いつめていたそうで、特にお気に入りだったのは、このベスト13にも選ばれているホット・チョコレート(Hot Chocolate)だったそうです。
とにかく、パリに行かなくても、パリの味、特に、パリで最も美味しいペストリー系のデザート(特に有名なのがモンブランで、上述のような背景からココ・シャネルが愛したモンブランと呼ばれることも)をニューヨークで味わえるようになりました。
日本には出店してるのに、アメリカでは昨年オープンしたこのお店が一号店というのも興味深いですね。うーむ。
モンブランというケーキに関ては、日本人の方がアメリカ人よりも圧倒的に馴染みのある人が多いからでしょうか?(アメリカでは、モンブランを売っているケーキ屋さんってあまり見かけないというか、ほぼゼロ状態だったりします)
さて、それでは、以下、多くのパリジャンに愛され続けるパリの伝説的な老舗のティールーム、『アンジェリーナ』のニューヨークどころか米国一号店の様子をご参考まで。
Address: 1050 6th Ave, New York, NY 10018
Hours: Mon-Fri 8AM–8PM/ Sat-Sun 9AM-7PM
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