アメリカを訪問中の菅総理大臣は昨日、4月17日、アメリカのバイデン大統領と初の対面での首脳会談を行いました。台湾海峡の平和と安定の重要性を強調する共同声明も発表。
そして、この共同声明には
台湾問題が52年ぶりに明記され、各所で
ニュースになっています。
例えば、テレビ東京の「テレ東BIZ」YouTubeチャンネルでは、以下のような感じ:
日米首脳会談で共同声明 52年ぶりに「台湾」明記(2021年4月17日)
この中で報じられている特に重要なポイントは、以下のとおり:
日米両首脳は会談後に行われた記者会見でこのように述べ、覇権主義的な動きを強める中国に対し、連携して対応していくことを確認しました。発表された共同声明には「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調」と盛り込まれるなど台湾問題が52年ぶりに日米首脳の共同文書に明記されました。
中国と経済的に繋がりが深く、安定的な関係を重視してきた日本ですが、中国側の反発は避けられない見通しで、今回の首脳会談が対中戦略の転換点となりそうです。
うーむ。なにやら「中国と経済的に繋がりが深く、安定的な関係を重視してきた日本」とアメリカは、52年間も台湾問題についてちゃんと目を向けてこなかった(共同声明に明記されることはなかった)みたいですけれど、「今回の首脳会談が対中戦略の転換点」になって、今後、台湾や中国との関係で、何かしら状況が変わってくるのかも?
中国と言えば、『ウィグルの民族弾圧問題』や、『香港の民主化運動弾圧問題』との関連もありそう。
また、この日米共同声明を受けまして、台湾の総統府報道官から謝意を表明する談話が出た、ということもニュースになってます:
それで、ふと思い出したのですけれど、ニューヨークでは、時々(少なくても、毎年、国連総会が開催される9月頃になると)、台湾出身の方々が台湾の国連加盟を求めるデモを街角でやってたりするのです。そう、中国とのややこしい歴史的な関係もあって、台湾って国連に加盟できてないままになってるんですよ。
タイムズ・スクエアで台湾の国連加盟を求めるデモ現場で配られていた資料自由の女神像が印象的
"Please support Taiwan (23 million people) to joinThe United Nations for world justice and peace" 「台湾(人口2,300万人)が世界の正義と平和のために国連に加盟することを支援して下さい」かなり幅広い年齢層の人々が参加いろいろお話をして下さった台湾出身のお姉さん「台湾は日本が敗戦によって台湾を放棄した時点で国際法上の独立を果たしており(中国が台湾を領有するという国際条約はありません)、現在の中国による実効支配は不当で、不法」とのことステージに、”Keep Taiwan Free”力強く握手してたおじさん達
そのシャツの背中に、”UN4TW”の文字つまり、”United Nations for Taiwan”(台湾へ国連を)
母国のことを思って行動する人々の姿は、どこか美しく、尊く感じましたメインは、台湾の国連加盟を求めるデモですが台湾の独立を求めるTシャツを着ている人も…”Justice For Taiwan”(台湾へ正義を)
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