前回の続きで、このコロナ禍真っ最中、タイムズ・スクエアにオープンしたドーナツ屋さん、クリスピー・クリームの世界最大のお店から…。
ドーナツ屋さんなのでドーナツ関連の情報をお伝えして参りましたが、このお店では、ドーナツの他にも、ニューヨークならではの様々なクリスピー・クリームのオリジナル・グッズを販売しているんですよー。
特に、冒頭の写真のとおり、トーチの代わりにドーナツを掲げている自由の女神様のイラスト入りのマグカップやTシャツなどは、もしかすると、今後、一風変わったニューヨーク土産として人気が出るかも?
そのほか、マグネット・セットとか、水筒、傘、トート・バッグ等など、比較的、実用性の高そうな品々を豊富に取り揃えております。
あと、このお店、お店と言うよりも、他ではなかなか得られない『特別な体験』を提供するテーマ・パーク的な場所を目指しているためか、今回はオープン記念の一環でクリスピー・クリームの紙製の帽子を無料で配っておりましたが、今後もちょっとしたイベント時とかに、何かしらクリスピー・クリームのオリジナル・グッズなど無料で配ったりしそう。
でも、『特別な体験』を生み出すための演出の一部として、クリスピー・クリームの紙製の帽子を無料で配ることがどれくらい効果があるの?
And, of course, those complimentary paper Krispy Kreme hats, nodding to the iconography of soda jerks and nostalgia of Burger King kids’ meal paper crowns. Everyone in the store, mostly adults, was wearing them, giddily. Mask compliance was rivaled only by paper-hat compliance. (中略) And everyone — teenagers, office workers, kids — was wearing those paper hats. My head suddenly felt extremely naked, indecent even.
そして、もちろん、無料の紙製のクリスピー・クリームの帽子は、ソーダ・ジャークやバーガー・キングのキッズ・ミール(子どもセット)についてくる紙製の王冠を思い出させ、その懐かしさに皆がうなづく。店内にいるすべての人々、大半は大人が、紙製のクリスピー・クリームの帽子を、うっとりとかぶっていた。(コロナ対策で着用が義務付けられている)マスクが唯一のライバルだった。 (中略) そして、すべての人々 — 10代の若者、会社員、子どもたち — がその紙製の帽子をかぶっていた。わたしの頭は、突然、極端に裸になったような、無作法な気すらした。
【補足】
- ”soda jerk”は、1940年代のアメリカで人気絶頂期を迎えたドラッグストア内のソーダ・ファウンテンにおいてソーダ水やクリームソーダを客に振る舞う従業員。今回、クリスピー・クリームが無料で配った紙製の帽子と同じようなデザインの帽子が特徴。
- ”giddily”は、副詞で「目がくらむような,めまいがして」、「うわついて,軽率に」、「目がくらむほどうれしくて」
- ”indecent”は、形容詞で「不作法な」、「品の悪い」、「わいせつな」、「みだらな」、「不適当な」、「不当な」、「不体裁な」、「見苦しい」。"decent"の反意語。
おもしろいですよね。単なる紙製の帽子なんですけど、他では得られない『特別な体験』を提供するテーマ・パーク的な場所では、特別なものになると言いますか、お祭りムードを高める効果を発揮するのかも?
また、そういうムードが備わってくると、オリジナル・グッズとかも売れやすくなりそうな気がします。
以下、ほんの一部ですけど、店内で見かけたオリジナル・グッスの様子など、ご参考まで。
オリジナル・グッズ・コーナーマグカップ、バック、水筒等など比較的、実用性の高そうな品々傘、マグネット・セット、メモ帳などもこのドーナツを掲げる自由の女神様のイラストが印象的種類豊富なオリジナルTシャツ無料配布されていた紙製の帽子も印象的
〔ご参考〕
〔クリスピー・クリーム(タイムズ・スクエア旗艦店)オープン特集〕
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