タイムズ・スクエアという場所柄、ここにある化粧品専門店のセフォラ(Sephora)の店舗上には、大型デジタル・スクリーンが設置されてまして、そこでセフォラのお化粧品や、その他、なんやかんやと要するに「美」や「美しさ」をテーマにしたプロモーション映像が流されているのです。
カタチのない「愛」をテーマにしたアート作品を作るのも大変ですけど、「美」や「美しさ」をテーマにしたプロモーション映像も、どんな感じのものを作ったら良いのか、結構、考えてしまいますよね。
たぶん、人間、誰でも、「美しさ」とか「美しいもの」は好きでしょう。
だけど、じゃぁ、そもそも「美しさ」とか「美しいもの」って何?と訊かれたら、その答えは人によって多種多様(日本でよく見る「美白」という表現は、アメリカでは人種差別になるからなのか、まず見かけません)、1つの簡単な答えはないのかもしれません。
なので、このセフォラのプロモーション映像では、何度も繰り返し出てくるキャッチ・フレーズも、
”We belong to something beautiful.”(わたし達は美しいものに属しています)
というような、”something beautiful”(美しいもの、美しいなにか)が何なのかを明言しない方式になってます。うーむ。
あと、「~に属す」(belong to)という表現も、英語では、自己認識やアイデンティティに関連する重要表現の1つでございますし、いろいろ考えられてるなぁ・・・と、しみじみ思いました。
そんなセフォラの大型デジタル看板の様子、動画も含め、以下、ご参考まで。
”We belong to something beautiful.”(わたし達は美しいものに属しています)
このキャッチ・フレーズがいろいろなバリエーションで繰り返し出てきます肝心のsomethingは、見る人によって変わる感じ?
「美」や「美しさ」をテーマにしたセフォラのプロモーション動画
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