前回の続きで、グリニッジ・ビレッジのNYCエイズ・メモリアル・パーク(NYC Aids Memorial Park)から。
上の写真は、この公園のすぐ横の歩道の様子。
ご覧のような感じで、4つの特設ボードにエイズに関する正しい知識や情報を伝えたり、啓蒙活動のために作られたアート作品やポスターが、ずらりと並んで展示されています。裏面にも同様に4つ作品がありまして、合計8作品。
名作や、貴重な歴史的資料になりそうなものも。
例えば、その中には、80年代のニューヨークどころかアメリカのアート・シーンを代表する、世界的なポップ・アートの先駆者で、ご自身もエイズに感染したキース・ヘリング(Kieth Haring)さんが31歳でお亡くなりになるわずか2年前、自分がエイズだと分かったうえで命を込めて描いた作品、”Stop AIDS”も・・・。
これ、つい3ヶ月弱前の今年2019年6月1日に設置されたばかりだから、まだ、そういう話題は耳にしませんが、もしかすると、世界中のヘリングさんのファンの方々や、影響を受けたポップ・アートのアーティストさんたちが、今後、このメモリアル公園を訪れるようになるかも?
まぁ、とにかく、公園内だけ見て通り過ぎてしまうと、うっかり、ここのアート作品を見過ごしてしまうかもしれませんので、ご興味のある方は覚えておくとよいと思います。
以下、ご参考まで。