アメリカで売ってる永谷園のお茶漬けのもとには、日本向けのものがそのまま流れてきたものと、アメリカ向けのものがあるんですね。上の写真、左が日本向け、右がアメリカ向け。一目瞭然。なぜなら、アメリカ向きには英語で説明入ってるから。
お茶漬けのもとを英語で何て言うのか?
永谷園さんの答えは、”Seasoning for Rice Soup”。日本語に直訳すると「お米入りスープ用の調味料」。また、さけ茶漬けだと、”Seasoning for Rice Soup”<Salmon>。「お米入りスープ用の調味料」<鮭>になるんですけど、なんだか説明足らなくないですか?
左が日本向け、右がアメリカ向け
英語表記の有無で一目瞭然裏側もこんなに違います
地味にイラストまで変わってるんですね
海外向けは箸で食べない可能性があるので
箸が描かれておりません
お湯は、きゅうすじゃなくてヤカンっぽいのからだし
うつわも、お茶碗というよりボウルっぽいです外袋の裏面
一番目立つ左上で「くまどり」じゃなくて、
「お茶漬け」の説明した方がいい気がしますけどね〔ご参考〕
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https://www.amazon.com/Nagatanien-SAKE-CHAZUKE-Flavoring-Japanese/dp/B00298ATFM:Amazonで買えます
前回、「日本食・食文化の普及を図るため・・・」との目的を掲げた日本政府主催の「食・観光レセプション」の様子をお届けしましたが、たぶん、「日本食・食文化の普及」を上手に実現するには、例えばこのお茶漬けの英語での説明や表現などのような細かな部分で、どれだけ米国の消費者目線から考えられているのかが重要になってくるのでしょうね。
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