

近年、アメリカでは、健康志向の高まりを背景に、マラソン、ヨガ、ジムやフィットネスクラブ等々、気軽に日常的に運動を楽しむ人々が急増。運動(最初はヨガ)の際に着用するファッションから「アスレジャー」(Athleisure、Athletic「運動」とLeisure「余暇」を組み合わせた造語)という新たなファッション・トレンドも生まれ大ブームに。

そんなアスレジャー人気の勢いを最も実感できるお店がココ、昨年2016年11月11日にオープンしたNike SOHO店。場所は、Spring St.とBroadwayの北西コーナー。
新築ビルの1~5階まで全部ナイキ(69,214 sq ft)。2016年中にオープンしたNY市の小売店の中で
最大規模。当然、極めて注目も高く、関連報道には、「
スニーカーのディズニー・ワールド」、「
未来のお店」、「
最終的に小売業を変える」、「
体験というコンセプトで飛躍」、「
なぜ未来の小売が体験型になるのかを示した」とか、やたらにインパクトの強い見出しがいっぱい。関連記事だけ読んでても、アメリカの消費市場の状況を知るのになかなか勉強になりますよ。
今の時代や最新トレンドを肌で感じられる特別なお店と言ってもいいでしょう。別にナイキを特別好きじゃない方も、一応、見ておくべきお店かも。
以下、ざっと全体の雰囲気をご参考まで。長くなりますので、5階のバスケットボール・コートなどの体験コーナーとかは次回以降のお楽しみに。
天井のシューズの群れ?に導かれるように店内へ
中央に吹き抜けがあって…
広々とした印象の店内
昔の名作シューズの展示コーナー(5階)
ブランドを表現したアート作品も
他にもいろいろ
各所の商品ディスプレイに様々な工夫
もはや現代アート
スニーカーのディズニー・ワールド〔ご参考〕
・
http://www.nike.com/us/en_us/retail/en/nike-soho:公式
【Nike SOHO特集】
・
スニーカーのディズニー・ワールド、未来のお店、Nike SOHO店
・
なぜ未来の小売が体験型になるのかを示した、Nike SOHO店
・
Nike SOHO店の女性服コーナーで「人の道」について考える
あまりにも超巨大な小売店のため、オープン前日には地元の方々や地元選出の市議会議員さんたちが、近隣エリアが騒がしくなるなどの意味不明の理由でオープンに反対するデモまでやってたんですけど(もともとこの場所はSOHOの中心部の商業地なのにね)、オープン後はこれまで特にこれといって騒ぎはありません。まぁ、どこの国でも、とにかく反対したい人ってのがいるのでしょうね。
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