

日本の愛知県発のニュース(というか求人情報?)を、現在、ものすごい数の世界中のメディアが続々と報道中!!! そのニュースとは
忍者の募集?! 愛知県には「
徳川家康と服部半蔵忍者隊」という特殊任務(観光振興)を遂行する6名から成るスペシャル・チームがあり、これまでは週末だけ(日当2万円)だった活動をフルタイム化(月給18万円)する関係で、希望者を募ることに・・・。

大村秀章知事自ら忍者コスプレしたポスターも公開。すると一般紙はもちろん、米
mashableのようなIT系や、さらに英
BBCとか米
Foreign Policyみたいな日頃お堅いメディアも含め世界中でニュースに!!
しかも「政府機関公式」「夢の仕事」「数世紀初(しかも君が思うより給料が良い)」「隠してきた暗殺技術を使うときがきた~観光のために」など衝撃的な記事タイトルによりネット上でさらに話題拡散中。
とてつもない広報効果を生み出していますが、まぁ、確かにとてもユニークな話題ですからね・・・。でも、よくよく冷静に考えてみると、長い人類の歴史上、忍者の他にも忍者的な役割を果たした人々(例えば、ギリシア、ローマ時代から中世欧州の戦士とか)は、結構、世界各地・各国にいろいろ存在していたわけで、なんでまた、これほどまでに世界中のメディアが日本の忍者の話題に飛びつくのか、たぶん、日本国内にいらっしゃる日本人の方々には訳が分からない状況じゃないかなと思います。
結論から言うと、日本の忍者が世界中で話題になるその本質的な理由は、ただ見た目がカッコいいとか忍術がおもしろいとかそういう表面的な話ではなく(そんな理由ならここまで世界中のメディアが取り上げるわけないでしょう)、やはり忍者が背負ってるサムライ精神とか日本人の美徳にあると思います。
要するに、日本のサムライ精神や日本人が受け継いできた美徳には、世界中のメディアが取り上げたくなるだけの価値があるということでしょう。
アメリカには、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」(Teenage Mutant Ninja Turtles)という1984年に発行されたアメコミから発展して、近年、3D映画にもなってる「忍者」の人気キャラクターもいますが、実は、このタートルズもティーンエイジャーのロールモデル(模範)になってます。見た目はちょっと怖いけど、彼らの中身(つまり価値観とか美徳)が素晴らしい。ある意味、忍者らしい。で、だから長年に渡って、世代を超えて人気があるということかなと。
以下、
Japan Hiring NinjasでGoogleのニュース検索かけたら出てきた記事の一部(スクリーンショット)をご参考まで。衝撃的なタイトルと、いかに幅広い国々や報道機関で報じられているかがお分かり頂けると思います。
どこのメディアも何かしら忍者の画像持ってるんですね〔ご参考〕
・
www.aichi-ninja.rdy.jp:徳川家康と服部半蔵忍者隊公式
そうですね、だから、たぶん、もっと世界中の方々にアピールするには、忍者コスプレとか忍法・忍術とかそういった見栄えもそれはそれで大切ですけど、それだけじゃなくて、忍者を通じ、日本のサムライ精神や日本人が受け継いできた美徳について外国の方々にも分かりやすく伝えられる何かしらの方法を、関係者の方々はいろいろ試していった方がいいんじゃないかなと思います。あと、新しい忍者さんには、そういう心をお持ちの方を採用するとこの企画、もっと上手くいくかも?
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