日本もアメリカもプロ野球はキャンプ・シーズン。様々な関連ニュースが飛び交ってますが、今週、ニューヨーク・ヤンキースのファンの方々はもちろん、全米の野球ファンの心に響いた話題を1つ。7日(月)、生まれつき両手、両足がない身体障害者の10歳の男の子、ランディス・シムズ(Landis Sims)くんが、2年ぶりに地元球団ヤンキース(Yankees)のキャンプ地を訪問し、1日限定のマイナー契約でヤンキースに入団!!!
アメリカ国内では
MLB関連、
ヤンキース関連、
スポーツ専門TV局・
雑誌、
その他、各種メディアでニュースに。野球がそれほど盛んじゃないはずの
英国メディアまで。
もともとジーター選手が好きでヤンキースのファンになったランディスくん。2年前、ジーター選手に会いに訪れたのが切欠でチーム関係者の方々と親しくなり、今回の入団が実現。ちゃんと契約書にサインし、ユニフォームを着てチームのミーティングにも参加。審判団の方々にも挨拶し、ジョー・ジラルディ監督の横で練習を見学し、見ているだけでなく自らバッティング練習まで!!! 監督、選手、チーム関係者、取材に来ていたメディアなどなど、すべての人々が大きな感銘を受けたと報じられています。
人間は、時に、ないものねだりと言いますか、現状に満足せず不平不満や悲観的な感情を抱くこともあります。それが成長するための原動力になる・・・と言えば、それも一理ありますが、常に成功し続ける人はこの世にいません。神様じゃありませんから。誰だって失敗するもの。失敗こそ成功への近道とも言います。
より高い目標に向かってチャレンジすればするほど失敗することも増え、場合によっては、悲観主義に陥って自信を失ったり、道に迷うこともあるかもしれません。
MLBで一流プロ野球選手として活躍されるヤンキースの選手だって人間です。
このキャンプ・シーズン中、日々、より高い目標にチャレンジし、失敗を重ねている選手もきっと多いはず。だからこそ、手足がないという常人の想像を絶する困難と日々向き合い、それでも前を向いて生きているランディスくんの姿に、多くの選手たちが・・・いや、選手だけでなく、その場にいらした今を精一杯に生きようとするすべての人々が、感銘を受け、勇気づけられたということなのでしょう。
以下、関連写真や、Yankees公式ツイート("
Landis Sims reminded the yankees why we all love baseball"の一言がしびれますねー)、Alex Rodriguez選手公式ツイートなどご参考まで。
チームのミーティングにも参加審判団の方々にも挨拶ジョー・ジラルディ監督の横で練習を見学
自らバッティング練習まで!!!
ニューヨーク・ヤンキースと言えば、2月後半から、まーくんこと田中将大選手もすでにキャンプインしているそうで、日本のマスコミ報道でもいろいろ関連ニュースが報じられているようです。でも、軽く調べてみた印象では、このランディスくんの話題は日本のマスコミはまだどこも一切報じていないみたい? あら? 大きな話題になってるのに、なんで?? スポーツの魅力や素晴らしさの本質にも関係し、野球に興味ない方々にも勇気や希望を与える可能性もあるわけですから、日本の記者さんたちも、もうちょっとこういう感じの話題も取り上げてくれたらいいのにね。
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