

先日の「
このデジタル時代に、なぜホリデー・ウィンドウが売上げアップに貢献するのか?」の記事内でも、インターネット時代の小売業は、実際にそのお店を訪れないと得られない何か特別な『体験』がますます重要になってくる・・・とお伝えしましたが、まさにソコに特化した実験的ポップアップ・ストアがココ。12/9~22までチェルシーでオープンしてた「ターゲット・ワンダーランド」(Target Wonderland)。

その名の通り、米国大手小売業のTargetによるもの。店内では、最新技術を活用し、カートなしでお買い物できたり、商品サンプルや様々なアトラクションで遊べたり、とにかく『体験』できるものがいーっぱい。
これまでの小売業業界の常識や既成概念をくつがえす「
新コンセプトのお店」とか、「
未来の小売業」とか、まるで映画『チャーリーとチョコレート工場』の「
ウィリー・ウォンカみたい」などと、各種メディアでニュースに・・・。
誰にでも身近な小売業のお店に関することですので、業界関係者の方々はもちろん、そうじゃない方々にとっても、何かとご参考とか勉強になりそうな斬新な仕掛けや演出がたっぷり山盛り。以下、そのほんの一部ですが、現場の様子をご参考まで。
最初にこの首からぶら下げるトークンをもらい、コンピューターで登録します
これを使って後々アトラクションを楽しめたり、お買い物できる仕組み
ウォンカのコーナーも
チョコとかもらえます
巨大なスイッチがお出迎え
真っ赤な通路
全身で操作するゲーム
とても楽しそう

他にもいろいろな体験型アトラクション
こんなのも
ところどころに商品も展示
先ほど作ったトークンでお買い物でき、
お店を出る前に買った品々を受け取る流れ
(つまり、レジが不要になり、お客さんは手ぶらでお買い物できます)
こういう商品展示の方法も
他にもいっぱい体験型
大人のお姉さんもニコニコな
キラキラ・タトゥー(Glitter tattoos)
見てるだけでもワクワクしちゃう、レゴ・ブロックの海賊船
みんなとっても楽しそう
動画もどうぞ〔ご参考〕
・
https://corporate.target.com/article/2015/12/wonderland:好意式
この時期、ホリデー・シーズン真っ最中のニューヨークの街角には様々なポップアップ・ストアが登場しています。先日、ご紹介した米国の老舗芳香剤ブランド「グレイド」(Glade)による「感情のミュージアム」もその1つ。基本的に、どこも特別な『体験』を提供してますが、今回のTargetのものは、ちゃんとお買い物がしやすい、したくなる工夫が感じられます。
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