

興味深い調査結果を1つ。あらゆるジャンルに関するお金の使い方や節約法の情報サイト、WalletHubが行った最新の『冬のホリデー期間の旅先ベスト都市』(2015′s Best Cities for Winter Holiday Travel)調査によりますと、上の表のとおり、寒い気候の旅先部門(
Top Cold-Weather Destinations)で、ニューヨーク都市圏がなんと3位にランクイン!!! ビックリ。

いや、アメリカにもスキー場が有名な都市とか、冬だからこその風情が楽しめる地方都市等々は、いくらでもたくさんあるのに、『冬のホリデー期間の旅先』として大都市ニューヨークがこんなに上位とは・・・。
なぜ、そうなったのか、上の表をよく見てみると、『アトラクション』のランク(‘Attractions’ Rank)と『寒い気候のアクティビティ』ランク(‘Cold-Weather Activities’ Rank)で、ニューヨークは1位。
そりゃそうでしょう。全米屈指のエンターテインメント都市であるニューヨークに、いーっぱいある美術館、博物館、ギャラリー、劇場、レストラン、カフェ、各種お店など等の大半は室内にあり、別に季節や天候に関係なく楽しめますからね。それらに加えて、ホリデー期間(サンクスギビング~クリスマス~年越しカウントダウン)ならではのイベントや見所もあるというワケで、エンタメ系のジャンルで1位は当然の結果。
また、『天候の状況』ランク(‘Weather Conditions’ Rank)も10位となってまして、これは意外なほどかなり上位なんですね。へぇー。寒さは言うほど大したことないのはよく分かってますけど、しばしば騒ぎになる大雪も、実は、騒がれるほどじゃないってこと?
続けて、さらに上の表をよーく見てみますと、結局、ニューヨークで低評価なのはコスト、つまり、お金がかかるってことだけなんですね。そっか。まぁ、確かに、ホリデー期間のニューヨークはお金儲け主義のホテルが特別料金とか言ってかなり値上げしてたりしますから、低評価なのも分かります。
でも、逆に言えばですよ、ホリデー期間のピークを過ぎた1月以降なら航空券もホテルもグッと安くなる一方で、見所となる美術館、博物館、ギャラリー、劇場、レストラン、カフェ、各種お店など等はそのままあるどころか、無駄な混雑もなくよりスムーズに楽しめるわけですから、『ホリデー期間除きの冬の旅先ベスト都市』とか調べてみたら、ニューヨークがさらに上位になっちゃうのでは?・・・とか思ったりして。そのうち、『冬こそニューヨークへ!!』みたいなお話も増えるかもしれませんね。

〔ご参考〕
・
https://wallethub.com/edu/best-worst-cities-for-winter-travel/7930/#top-cold:当該調査結果
意外なほど上位だった『天候の状況』ランクに関連しまして、1つ補足すると、特にマンハッタンは、みんな雪に慣れてて雪対策が仕上がってまして、しかも現在は「除雪能力」がハンパじゃありません。数年前、ブルームバーグ市長時代に一度問題になった際、ブルームバーグさんが役所の責任者を即刻クビにして、直接、指揮をとり、新たな対策チームを作って大幅に改善!! 現在では、全ての除雪車にGPSが搭載され司令室からの指示で短時間に効率的に除雪が可能になったほか、世界を代表する大都市に相応しい除雪能力を追求し、さらなる改善も施されているそうです。あ、だから、それも加味しての10位? 加味してないなら実質的にはさらに上位と考えても良いと思います。
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