タイムズ・スクエアの駅構内に、今まで見たことないピンク色のデスクが登場。ニューヨーク市警（New York Police Department、略してNYPD）の若い警察官さんが二人、そこに立ってまして、駅の利用者の方々に道案内などしています。何かまた新サービスでもはじまったのかと思いきや、なんとコレ、NYPDなりの「乳がん啓蒙月間」（Breast Cancer Awareness Month）への協力の姿勢の表れ・・・なのですって?!
そのデスクの上にはピンクのバラや、ピンクに塗られたカボチャ（ハロウィンが近いので）など、可愛らしい品々が・・・。
ここ数年、アメリカでは、10月は「乳がん啓蒙月間」ということで、様々な団体や民間企業などがイベントしたり、この期間限定のピンク色の商品など販売（売上げの一部を乳がん対策への寄付）するなど、「乳がん啓蒙月間」関連活動がとても盛んになっていますが、いつの間にやら、NYPDも全面的に協力するようになったんですね。
また、NYPDは、ロゴマークや制服の色など青（ブルー）をイメージ・カラーとしていることは広く知られてまして、1993～2005年まで続いた『
NYPD Blue』というタイトルの人気ドラマなどまであるんですけど、そんなNYPDが「乳がん啓蒙月間」期間中は、青からピンクに変身!!!しちゃうんです。ツイッター上などで、市内あちこちの警察署でどんな感じで協力活動をしているか、続々と報告が寄せられてまして、専用のハッシュタグ、”
#NYPDBlueGoesPink”なんてものも登場中。
想像以上のNYPDの本気ぶりが、
地元メディアなどで話題になったりもしています。以下、ご参考まで。
ツイッター上（#NYPDBlueGoesPink）に
寄せられた活動報告の写真
タイムズ・スクエアに登場中のデスクにいた若手警官さんたち〔ご参考〕
・
#NYPDBlueGoesPink：Twitterの専用ハッシュタグ
非常に興味深い事例。近年、様々な社会貢献活動が、ものすごい勢いで、まさに爆発的に広がっているニューヨークならではの出来事かなと思います。みんなが楽しみながら協力し、参加している雰囲気が伝わってきていい感じ。あと、こういう雰囲気の中だと、いろいろとイノベーティブでクリエイティブなアイデアも生まれてくるので、ますます活動が盛り上がったりするんですよね。うーむ。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」
