日本と比べるとアメリカでは子育てを手伝うお父さんが多く、ニューヨークの街角でも子連れのパパにあちこちで遭遇します。男性でも育児休暇が取りやすいことなど含め、これも文化の違いの1つ。でも、そんなアメリカでも「父の日」(毎年6月の第3日曜日:今年は21日)のプレゼントなどに使われる金額は、「母の日」と比べると70億ドル(1ドル=120円換算で8400億円)!!!も少ないのだとか・・・。
「父の日」をもっと意味あるものにしたい・・・
今年はそんな現状を変えたい・・・と訴えかけるCMを作ったのが、なんと日本のトヨタさん。さすが。何その発想、めっちゃいいじゃないですか!!!
他にこういうCM作れる会社なんて、そうそうないんじゃない?などと思って軽く調べてみたら、ビックリ。これが感動的な「父の日」CMって結構あるんですよ。しかも、どこもだいたいここ数年のもの!? どうやらアメリカでは、ここ数年、「父の日」をもっと意味あるものにしよう・・・という考え方がどんどん強まっているみたい。へぇー。
やっぱり、みんなある程度は物質的に満たされ、何でも手軽に買える世の中になってくると、「モノ」ではイマイチ「心」が満たされない・・・もっと本当に大切なことがあるのでは?・・・といった意識が少しずつ高まってくるということなのでしょうね。実に興味深いです。
以下、そのトヨタさんのCMほか、近年、アメリカで増えつつある「父の日」CMの中からいい感じのものをご参考まで。
Father’s Day Redo | Presented by The Bold 2015 Camry | Toyota
Calls For Dad #RealDadMoments | Dove Men+Care
父の日バージョンもありますが、両親バージョンの方がグッときたので
Minute Maid Parents #doingood Video
一昔前までは、パパはこんな感じでヒューモラスに描かれることが
多かったような気がしますが、社会意識が変化してきてるようです
よくよく考えてみると、「モノ」ではなくもっと大切な何かで「心」を満たしたいという思いに、日本人だからとか、アメリカ人だから・・・なんていう違いはありませんから、今後、日本でも「父の日」を見直す機運は高まるかもしれません。まぁ、すぐにそうならなかったとしても、こういう感じのCMは、親子の関係や家族の絆を少なからず深めてくれて、とても良い気がします。
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