前回に続きまして、ニューヨークの普通の街角で見かけたアート作品を1つ・・・。前回の"HOPE"や"LOVE"もそうですけど、アート界では、もういろんなアイデアが試され尽くされてるためなのか、『普通に人物がポージング』した像って、最近、なかなか見かけませんよね。なんてったってギリシャ・ローマの時代からいろいろ作られてきましたから・・・。そんな中、見かけたのがコレ。ブルックリン在住のJoan Benefielさんの作品。美しい。
女性が両手を頭の上で組んで身体をそらせている姿なんですけど、かなりの存在感と艶めかしさを感じます。
Joan Benefielさんは、2009年のハドソン川沿いでの
River Pilings、2011年には、ミッドタウンのブロードウェイ沿いに柱を立てた上に、ミニ・サイズの『普通に人物がポージング』した像を
30体も展示するパブリック・アート・プロジェクトをされたことがありまして、見覚えあるよ・・・という方もいらっしゃるかと思いますが、やっぱり、この手のアート作品は、サイズが大きくなると迫力がぜんぜんまったく違ってきますね。
しかも、ちょうどたまたま、こないだ降った雪がこの女性像の胸の上部にちょっとだけ残ってまして、自然とのコラボレーションで艶めかしさ倍増。昨年2014年の11月から今年の春までの期間限定展示らしいので、もしかすると積雪まで計算して作ってたりして? だとしたら、すごい。
場所は、8~9番街の間の40丁目沿い、Distriktホテル前です。
かなりの存在感と艶めかしさ積雪とのコラボレーションも美しい〔ご参考〕
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https://www.facebook.com/FigurationStudio:Joanさんが立ち上げたFiguration Studioの公式FB
写真でどこまで伝わるか分かりませんが、これまでに無数の表現やアイデアが試されてきたアート界で、ストレートに『普通に人物がポージング』した像で真っ向勝負してるだけありまして、実際に生で見た作品の魅力とか、力強さとか、オーラ?のようなものはすごいです。Joanさんバージョンの自由の女神様とか作ってみて欲しいかも。
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