前回までの続きで、
新しくオープンした『フルトン・センター』（Fulton Center）周辺のイベント情報を1つ。フルトン・ストリート駅から西へ、新WTCを通りこえた先にあるBrookfield Place（別名World Financial Center）内各所で、毎年恒例の『カンストラクション』（Canstruction）開催中。10am - 6pmまで無料で入場可能。期間は、11月13日まで。
『カンストラクション』とは、飢餓対策活動をする慈善団体への寄付集めを目的とした缶詰を使ったアート作品のコンペティション。作品に使った缶詰はもちろん、その他の寄付も現場で募っています。
米国建築協会の関連組織、Society for Design Administration (SDA)による主催ということで、「アート」の専門家ではなく、社会貢献活動の一環として参加する建築家の事務所や、建築関係の企業の方々が作った缶詰アート作品が多いのも特徴の1つ。
毎年、プロの建築家ならでは・・・って感じの構造やデザインの作品もいくつかありまして、今年も例えば、メビウスの輪をツナ缶で再現した作品（"Turn It Around"）とか、結構、なかなか見ごたえあります。
会場の様子
"Turn It Around" by GACE Consulting Engineers PC
他にもいろいろ
"The Thinker" (考える人) by CetraRuddy
会場で寄付も募集中
会場マップ
"If Wall-E CAN, We All CAN" by Skanska USA
"Hunger Free Terminal" by National Reprographics 
NYではお馴染みの地下鉄の入口ですね
こんなところにも・・・
"Hunger's No Picnic" by Eleanor Roosevelt High School
高校生たちの作品
"StaTUNA of Liberty" by Gilsanz Murray Steficek LLP
ツナ缶だけに"StaTUNA"・・・
"Hounding Hunger" by RAND Engineering & Architecture, DPC〔ご参考〕
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http://brookfieldplaceny.com/21stannualcompetition：会場公式
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2014 Canstruction New York People's Choice：公式FB
今年は、会場のBrookfield Placeビル内で大規模な内装工事をやってまして、作品の展示場所が例年と比べるとちょっと分かりにくくなってますのでご注意ください。メイン会場のWinter Gardenにスタッフの方が案内用のテーブル出してますので、まずはそこへ立ち寄るといろいろ教えてくれると思います。
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