街角のあちこちでいろんなアート作品を見かけるニューヨークでも、「人間が作品の中で10日間生活する」という非常に珍しいパフォーミング・アート作品を見てきました。Ward ShelleyさんとAlex Schwederさんによる”In Orbit”。ビル3階建もの高さがあるこの巨大な回し車には、ベッド、キッチン、トイレなども備わっていて、作品の中で人間が生活できるようになってるんです!!!
先日の
NY最大の美術展覧会「アーモリー・ショー」の開催期間にあわせて、お二人は、実際にここで暮らすというパフォーマンスを披露。
この作品が展示されたのは、ブルックリンのウィリアムズ・バーグにある古いボイラー施設を改装してギャラリーにしたその名も”The BOILER”。近くにあるPierogiギャラリーの施設の1つ。入口の目の前まで行っても「あれ、こんなところにギャラリーなんてあるの???」という雰囲気になってまして、作品だけでなく展示会場もとてもユニーク。ニューヨークらしさを感じさせます。
公式サイトの
情報では、4月5日まで巨大な回し車自体の展示は行われているそうですので、ご興味のある方はぜひどうぞ。入場無料です。
The BOILERの入口、外観は完全に古いボイラールーム
中も古いボイラールームのまま
これが”In Orbit”たくさんの方々が訪れてました夢中で空想をふくらますチビッ子たち
この回し車、ちゃんと回転するんですよー〔ご参考〕
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http://www.pierogi2000.com/2014/02/ward-shelley-and-alex-schweder-at-the-boiler/:ギャラリーによる公式案内
アート作品の中で生活する・・・というアート作品の見せ方は過去にもありましたが、こんな巨大な回し車の中でってのはすごい発想ですよね(笑)。会場の雰囲気も非常にユニークで、クリエイティビティをたっぷり刺激してくれる感覚。廃墟じゃないの?って感じのさびれた古いボイラールームなのに妙に居心地良かったです。
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