国家首脳（大統領や首相）の夫人を意味するファースト・レディー(First Lady) 。国によってその社会的な役割は異なります。近年、アメリカでは、ミシェル・オバマさんが大人気＆大活躍中。上の写真のように、一冊丸ごとミッシェルさん情報なんていうコレクター向け雑誌まで出てるんですよー。
彼女は、アフリカ系アメリカ人初のファースト・レディーというだけでなく、プリンストン大学（専攻は社会学）卒でハーバード大学法科大学院卒、弁護士資格も持つ秀才。
ちなみに、院卒のアメリカのファースト・レディーでは、史上三人目（後の二人はヒラリーさ・クリントンさんとローラ・ブッシュさん）。
オバマさんが、そんなミッシェルさんと初めて出会ったのは、1989年、勤務先の法律事務所（Sidley Austin）。なんと、ミッシェルさんが新人のオバマさんのアドバイザー（指導係）だったそうです。なんだか恋愛ドラマみたいですね。
また、たぶん、日本ではあまり知られてないと思いますけど、今のオバマさんの指導力を育んだのも、実は、ミッシェルさんのお陰という噂も。オバマさんご自身が、もし大統領選挙の相手が彼女だったら「彼女は頭が良くて、おもしろいし、めちゃめちゃチャーミングだから、難なくボクを打ち負かすよ」と語ってるんですよ。
まさに、現代のアメリカ人女性のロール・モデルのような存在。二人の娘を子育て中のお母さんでもありまして、とにかく知的で魅力的でスタイルも健康的。
そんな背景もあって、ミッシェルさんは、いろんな雑誌で特集されたり、テレビのトークショー番組にゲストに招かれたりしてるんですね。
冒頭の一冊丸ごとミッシェルさん雑誌を読んでみたら、二人のユニークな恋愛秘話がいくつか紹介されてまして、例えば、オバマさんがミッシェルさんを初めてデートに誘ったら「職場恋愛なんて安っぽいから」と断られてしまった・・・なんてエピソードも（笑）。
その他、ミッシェルさんオススメの小説や児童書とか、オバマ家のレシピや健康法とか、多忙でも幸せな家庭を作る秘訣、そしてミッシェルさんのファッション特集など、特に女性には興味深い情報が載ってます。
こういう雑誌、日本じゃまずない（読んでみたい気はしますけど、安倍さんの奥様の昭恵さんを特集した”AKIE”みたいなタイトルの雑誌とか想像できませんよね?）と思いますので、日米文化比較を研究してる方々などのご参考資料にも良いかも。
幸せな家庭を作る秘訣
ファースト・レディーとしてご活躍
人気テレビ番組にもたくさんご出演されてます
オススメの小説や児童書紹介も
2ページ見開き写真で見るご活躍の様子
国民と政府の架け橋になってます
華やかなパーティ会場の舞台裏で
一人、腕を組み集中するミッシェルさん〔ご参考〕
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www.topixmedialab.com：冒頭の雑誌の発行元公式サイト
この雑誌、軽く立ち読みしたらいろいろ興味深かったので何気なく買ってみたのですが、発行元のTopix Media Labは、一冊丸ごと1つのテーマを深堀りした雑誌作りを専門にしてるというユニークな出版社なんですね。ちなみに「Content is King」がキャッチ・フレーズ。
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