

ルイ・ヴィトンやシャネルなど世界を代表するファッション・ブランドは、近年、コンテンポラリー・アーティストとコラボして新たな美のあり方を追求するトレンドに・・・。今度はグッチ(GUCCI)が、日本生まれの人気漫画
『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦さんと世界約80店舗のグッチ店頭のショーウィンドウでコラボ!!! ニューヨーク5番街のグッチ店頭は、現在、ご覧の通りジョジョ・ワールドに。

この企画は、90周年を迎えたグッチと漫画家活動30周年を迎えた荒木先生による
特別記念コラボ。これにあわせて
雑誌SPUR (シュプール) 2011年10月号別冊付録の『
岸辺露伴 グッチへ行く』に続く、荒木先生の書下ろし漫画で今回のコラボの絵のもとになる『徐倫、GUCCIで飛ぶ』も
同誌2013年2月号についてくるそうです。
なお、徐倫というのは、『ジョジョの奇妙な冒険』第6部の主役のお団子ヘアの女の子、空条徐倫のこと。また、ジョジョ第5部のブチャラティやアバッキオもショー・ウィンドウに登場中。
ニューヨークでは、昨夏、ルイ・ヴィトンが
日本人アーティストの草間 彌生(くさま やよい)さん と期間限定のコラボ・コレクションを大々的に実施。ホイットニー美術館で草間さんのニューヨーク回顧展を開催したり、
公園に草間さんの作品が展示されるなどニューヨーク中が草間さん祭りのようになって話題となりましたが、またしても世界的なブランドと日本人のコラボです。しかも今度は、日本の漫画のジョジョ。
すでに、2007年の最新テクノロジーやトレンド情報誌「ワイヤード・マガジン」(Wired Magazine)が
「マンガ、アメリカを征服!」という特集号を出してたり、近年の
ニューヨーク・アニメ・フェスティバルが日本の文化祭りみたいになってますが、このGUCCI×JOJOコラボも、このような時代背景や最新トレンドに影響を受けた、特に日本人にとっては興味深い事例の1つかなと思います。
ニューヨーク5番街のグッチ店頭はジョジョ・ワールド
"Jolyne, Fly High with GUCCI", by Hirohiko Araki"
荒木飛呂彦さんの『徐倫、GUCCIで飛ぶ』の説明つき
ジョジョ第5部のブチャラティやアバッキオも登場
ウィンドウが見やすい夜にも来てみました
レディースとメンズで2つショーウィンドウあります
洋服より漫画のキャラの方が目立ってる感じ
クールな徐倫
お花ワンピの徐倫
グッチ公式サイトの企画説明〔ご参考〕
・
www.gucci.com/jp/worldofgucci/articles/araki-manga:公式サイト
この他にも、2003年から続く日本人アーティストの村上隆さんとルイ・ヴィトンのコラボも有名。日本の文化は様々なカタチで、しかも、今では多くの場合、日本人以外の方々の手によって、世界へと広がっていっています。今後、日本のアートやマンガなどとコラボする世界的ファッション・ブランドの例もまだまだ増えるかもしれません。※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」