

ニューヨークの街角でエネルギー溢れる様々な物事を見てて、ふと「ニュートンのゆりかご」(Newton's cradle)を思い出しました。物理の「運動量保存則」や「力学的エネルギー保存の法則」を学ぶときに使う上図の装置。インテリアにもなってるのでご存知の方も多いでしょう。さらに発展して外部エネルギーなしで運動を続ける「永久機関もどき」の装置もいろいろあります。

ニュートンのゆりかごは、例えば「
1つの鉄球を引っぱって離すと、その球は落下して他の静止した球にぶつかって止まり、その瞬間、逆側の鉄球が最初の球と同じ速さで飛んでいき、同じ現象が繰り返される」というもの。
ただし、重力、空気抵抗、熱力学、カチカチという音(音もエネルギーです)などによってエネルギーが発散し失われると停止します。「ニュートンのゆりかご」とか聞くと難しそうですけど、この仕組みは、まぁ、普通みんな誰でも理解できますよね?
で、ニューヨークの街角で見かける活気溢れる様々な物事や活動では、この「ニュートンのゆりかご」の原理が機能してるような気がするんです。何かしようとした時に、周囲の人々の関係性、特に「世間体」、「前例」、「しきたり」・・・等などとか批判批評、あるいは本人の心のあり方によって途中でエネルギーが奪われるのではなく、逆に
ポジティブなメッセージや
共感しサポートしてくれる人々等が出現し、新たなエネルギーが加えられ、その鉄球(=様々な物事や活動)の勢いがどんどん加速する印象です。

また、ニューヨークでは本業の仕事以外に、音楽、ダンス、アートなど様々な活動をする方々や、ニューヨークならではのイベントに積極的に参加する方々に非常に頻繁に遭遇します。
そんな彼らの心の中でも、本業の仕事と趣味や休暇の過ごし方がバラバラに存在するのではなく、「ニュートンのゆりかご」の鉄球のように密接に連なってるように感じられます。
そう、いろんなことに挑戦してる方ほど「ニュートンのゆりかご」の原理で行動してるような・・・?
無理して大きなエネルギーをかけなくても、1つの行動のエネルギーが別の行動にうまく連動し、楽しみながら様々な活動を同時並行的に続けられてたり、むしろ、そうすることで、自分のエネルギーを失うのではなく外部からの新たなエネルギーを取り入れてる方も結構多いような気がします。うまく表現できませんが、1つの行動が別の行動へ、うまくカチカチとつながってる感じ???
詳しく書くとかなり長くなりそうなので、また後日。以下、「ニュートンのゆりかご」で遊ぶ可愛い猫ちゃんたちの様子です。
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