『
小学校の先生たちの「集団の英知」を結集する最強のサイト』と題して、1年半ほど前にご紹介したアメリカのScholastic.comのウェブサイト。ニューヨークのSOHOには
Scholasticのお店もありますが、世界中からアクセス可能なこのウェブサイトは、いつの間にかどんどんバージョン・アップが進んでますます見やすく便利に・・・。
幼稚園~小学校の児童教育に役立つ授業プランや教材、知識・知恵、お得情報などをオープン・ソース的にみんなで共有し発展させる場。
先生たちの負担を軽減し、精神的な支えにもなり、教育のクオリティ・アップにも貢献。良いこと尽くめ。
表示は英語ですが日本からも見れるので、日本の先生のお役にも立つかも?って思うのですけど、最近、
驚愕のニュースが・・・。
大阪市で、
「手書きでの作成を指導してきた児童・生徒の卒業証書台帳や内申書の基となる指導要録について、パソコンでの作成を認めることを決め、8日、各学校に通知した。」とのこと。これまで
「心を込めたいと手書きにこだわってきた」そうです。まぁ、全部の書類じゃなくて、一部の特別なものは心を込めて手書きしてるってなら、日本人らしくてそれもいいんじゃない?とか思ったんですけど、その続き見てビックリ!!!
『ただ、教職員へのパソコン配備率は4割に満たず、学校現場からは「省力化したくてもパソコンがない」・・・』
えぇーーーーーーーー!!!本当に??? じゃぁ、事務作業とか、どうやってるの??? 知識や知識が重視される学校教育現場ほどパソコンやインターネット等のIT技術が役立つ職場なんてないのに、なんで??? 事務連絡でEメール使わないの??? 季節の行事なんて基本毎年同じなんだし、授業で取り扱うテーマに関連した情報を調べる時とかは??? しかも、多くのソフトウェアはEducational Use向けの値引きもあるから、一般企業が社員にパソコン配備するよりコストも安くて済むはずなのに・・・。
っていうか、これじゃぁ、
Scholastic.comを紹介したってぜんぜん意味ないじゃん(涙)。
先生へのパソコン配備率が4割未満ってことは、先生の事務仕事の負担が軽減されてないってことで、イコール、生徒と向き合う時間がその分削られるってことになるし。ひどい。ひどすぎる。なんで教育委員会は今までこんな状況で放置してたのでしょう??? でも、これって大阪市だけとか??? それなら今回是正されるんでいいんですけど。義務教育中のお子さんがいらっしゃるお父さん、お母さんは、ちょっと学校の方に確認してみた方がいいかもしれません。
いろいろな授業プランも無料でシェアされてます
〔ご参考〕
・
http://www.scholastic.com/teachers/:公式サイト
あまりにひどい衝撃の事実。これは本当にお子さんのいるお父さん、お母さんは学校の方にちゃんと確認した方がいいと思います。政府の教育制度改革がどうこう言ってる場合じゃありません。もっと根本的な部分で大問題。学校でパソコン配備されてない先生だって自宅じゃ普通にパソコン使ってると思いますし、今どき、日本でパソコン使えないという人、実際、そんなにいないでしょう??? いやぁ、本当に驚愕のニュースです。
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