数々の映画祭で賞を受賞し、批評家からも大絶賛を受けている今年一番のハートフルなドキュメンタリー映画が、10月、アメリカで一般公開へ。タイトルは、"Being Elmo"?! そう、セサミ・ストリートを代表する人気キャラクター、あのエルモを生み出したパペット使いのケビン・クラッシュ(Kevin Clash)さんのドキュメンタリーなのです。
子どもの頃から自分で人形を作って人形劇を披露していたケビンさんは、パペット使いになりたいという夢を抱き、高校卒業後すぐにニューヨークへ。
当時、「パペット使いになりたい」なんて夢を理解できる人はもちろん、どうしたらなれるかアドバイスできる人も誰もいなかったわけで、周囲の大反対を押し切っての挑戦でした。
唯一の希望は、伝説的パペット使いのジム・ヘンソン(Jim Henson)さん。ヘンソンさんは、セサミ・ストリートのビックバードや、アーニーとバートほか数々の魅力的なパペットを生み出した、ケビンさんにとっては神様のような存在。そんな神様のところで修行を続けながら、ある日、ケビンさんは新しいパペットのキャラクター案を提案します。
それが、あの独特の甘く高い声で話す、赤い毛むくじゃらのパペット。ケビンさんの夢と、子ども達への愛がいっぱい詰まったエルモ。エルモの声も動きもぜんぶケビンさんが一人でやってるんですよ!!! そっかぁー。そう言えば、セサミ・ストリート見てて、エルモってかなり気合入ってるよねとか、本当に生きてるんじゃないかって感じたこと結構頻繁にあるんですけど、そういうキャラクター設定ってだけじゃなかったんですね。
エルモを見つけた子ども達が「エルモォ」って呼ぶ声がまた可愛いんですよね
プレビューです
〔ご参考〕
・
http://beingelmo.com:公式サイト
ニューヨークでは、グリニッジ・ビレッジのIFC Center(West 4th駅そば)などで10/21から公開されるそうです。ちなみに、IFC Centerでは9/27から10/6まで"Bill Cunningham New York"を上映中。以前ご紹介したあの映画です。
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