パブリック・アートがいっぱいなニューヨークに、突如、出現した謎の『大きな黄色いC』(Big Yellow C)。人間の身長よりも大きな立体のアルファベットのCが、市内に何個も?! しかも、よく見ると、台車の上に乗っていて移動可能な構造です。いったいこれは何???
付近に作者や作品の名前はなく、唯一、書いてある情報は「症状がでない病気もあるから検査しましょう」と「BigYellowC.com」。
どうやらニューヨーク市健康局あたりが、健康意識を高める啓蒙活動のために設置したパブリック・アートっぽい? でも、
公式サイトはめちゃめちゃシンプルな作りになっていまして、これが何か、なんで黄色いCなのかとかの詳しい説明はまったくなく、詳細はツイッターの公式タグ(
#BigYellowC)をフォローして下さい、とのこと。
で、ツイッターの方を見てみると、このCがどこに出没してるかという情報の合間に、"You may be at risk if you've had a blood transfusion before 1992. More clues to come on #BigYellowC"(1992年以前に血液交換を受けた方は健康に危険があるかもしれません、詳細は引き続きこのツイッターをチェックしてください)という感じの健康関連情報が出てくる仕組み。普通にそういう情報を発信しても、みんなあんまり見てくれないので、パブリック・アートやゲーム性を取り入れてみたってところでしょうか?
公式サイトにCが出てる場所を示すマップもタイムズ・スクエアグランド・セントラル・ターミナル
〔ご参考〕
・
BigYellowC:公式サイト
結局、なんで大きな黄色いCなのか、ぜんぜん分かりません。たぶん、ワザと謎を残すことでツイッターをチェックする人を増やそうという作戦とか?それにしても、ニューヨークのお役所は、雇用対策のキャンペーンでスパイダーマンの漫画本を活用するとか、環境問題の啓蒙活動でゆるキャラ&漫画本を作るとか、ユニークな広報活動が多いですね。
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