

なんか、ニューヨーク・タイムズでも「
原発周辺、引き続き立入禁止へ」と報じられてます。このニュース、みなさんどう思ってるのでしょう? だって「気象データは計測できてない」→「できてた」、「海への水漏れはない」→「あった」、「メルトダウンはない」→「してた」・・・、同じパターンの繰り返し。

パニックにならないように・・・ってことで日本政府はこうやってきたのでしょうけど、それやっちゃうと、本当に大丈夫なことでも、信用できなくなる人が増えてしまう気がします。
「パニックにならないように真実を伝える」のが当然の海外メディアどころか、もはや日本国内でも、その傾向は明らか。
政府がどんなに問題ない、必要だと言ってみても、
世論調査では原発の削減・廃止を求める声が圧倒的な状況(「今すぐ廃止すべきだ」11%、「時間かけ削減」74%で、合計85%)。
すごい。正直ビックリ。日本国内の報道は原発擁護が多くて海外とずいぶん違う・・・とあちこちで散々聞いてたんですけど、そうでもないのかも? それとも、ひょっとして、これほど多くの方々がみんなインターネットで情報を得てるとか?
で、気になって、日本のインターネットユーザー数の
最新データ見てみたら、これまたビックリ。2010年で9,462万人?! 子どもと超高齢者を除いたら、人口の100%を超えるレベル。ありえなくない? 念のため、国際的なデータ(
Internet World Stats)の方もチェックしてみると、さらに多い9,920万人!!! もうほぼ1億人。何ですかコレ。年齢差や教育や所得の格差などなんだかんだで、ネットユーザーは人口の半分までとか、いっても7割って誰か言ってなかったっけ?いつの間に?
これじゃ、「ただちに問題ありません」とか記者会見で発表しても、まったく意味なかったですね。ますますネットでまめに情報チェックする人が増え、ネットの普及に役立ったとは思うけど。
日本って、今、こんなにネットユーザーがいるんですね。リーチほぼ100%。すごいなー。こういう原発事故みたいに重要な話題だったら、なおさらみんなネットで情報チェックするので、さらにネット使う人増えてるでしょう。あと、こんな状況になってくると「情報の伝わり方」が昔と大分違ってきますので、「サイレント‐マジョリティー(silent majority)」の重要性とかについて、改めてじっくり考えてみようと思います。
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