前回の「
日本の高校生が模擬国連で3年連続優秀賞」のニュース、本当にすごいです。別々の子達が3年連続となると偶然とは思えません。
ひょっとして何か新しいトレンドとか、社会変化が起こってるとか? で、上の図つくってみました。国際舞台で活躍する日本人が増えそうな、近年の変化と言えばやっぱりインターネット関連かなって・・・。ふむふむ。特にここ5年ほど動画サービスが急発展中。コレ、何か関係あるかも?
皆さんご存知の通り、日本は欧米ではFar East(極東)なんて呼ばれてまして、実際、欧米文化圏からは地理的にかなり離れてます。
あんまり遠いんで、マルコポーロの時代には黄金の国「ジパング」っていう伝説的存在だったりして。
だから少なくても近年までは、日本国内でナチュラルな英語表現を聞いたり、欧米文化を体感するのは、世界の他の国々より結構ハードル高かった方だと思います。それが、今ではYouTubeとかで手軽に見聞きできるようになっちゃいました。もう文字や音声だけじゃありません。
興味のある分野をちょっと調べたら、圧倒的な情報量を持つ動画をたっぷり見れます。今では雑誌社や新聞社のサイトにも動画が増加中。しかも、専門家や教育関係者の方々はもちろん、学生だって自宅で手軽に無料で・・・。
実際、受賞した子達に聞いてみないと分からないことは沢山ありますけど、この変化から意識的、あるいは無意識的に受けてる影響は少なくないような気がします。っていうか、コレ、
全ての日本人にとってものすごく大きなチャンスになるかもしれません。今後、国際舞台で活躍する日本人が急増するかも???
ちょっと振り返ってみると、世界第二の経済大国としてガンガン世界へ進出していた時代でも、ナチュラルな英語表現や海外の文化様式を、これだけ手軽に好きなだけ見れる方など極東の島国の日本には、まず、いなかったでしょう。大企業の駐在員でもこれだけのリソースに恵まれてた方なんていないと思います。その結果、日本人が国際舞台で活躍しようと思っても、慣れるまでに時間がかかったり、カルチャー・ショックでつまずいたり、本来持っている能力を、すぐに、十分に、発揮できないケースも多かったんじゃないでしょうか。
それがインターネットによって少しずつ変わってきました。
特にYouTube以前と以後では想像以上に劇的な変化に・・・。なにしろ「異文化」を学ぶのに動画だと分かりやすいですからね。日本にとっては史上初、大きなチャンスの到来。「模擬国連3年連続優秀賞」はこういう変化を示す一例だったりするのかなとか、期待もこめて。
逆のパターンで海外の外国人が一般的日本人よりも日本の情報に詳しくなる例も
インターネットの大きな利便性の1つとして「距離をこえる」ってのは、前から指摘されてました。でも、文字と写真だけではイマイチ文化の壁をこえるのは難しかったと思います(何かの使い方とか、食べ方とか、簡単な挨拶や歌、適切なボディラングエージや表情のあり方等など知らないものは見たり、聞いたりしないとそりゃ分からないですしね)。それが、今、動画によって変わってきたとすると・・・。
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