ニューヨークの街角に登場中の巨大なテディ・ベア。
先日、ご紹介したこのクマちゃん、クリスティーズのコンテンポラリー・アートのオークションで落札されました。金額は、680万ドル(1ドル=80円換算で5.4億円)。
News-Antique.comの報道によると、作者のUrs Fischerさんのそれまでの作品の最高落札額の6倍を記録する大成功だったようです。
ニューヨーク・タイムズは、「アンディ・ウォーホールとテディ・ベアがクリスティーズのショーを盗んだ」ってタイトルの記事を掲載。主役はこの2人だったということなのでしょうけど、テディ・ベアが分からないと意味が通じません(笑)。
ちなみに、クリスティーズは、わずか2時間のコンテンポラリーアート作品のオークションで、3億168万ドル(1ドル=80円換算で約241億円)を売上げ、
そのうち9,100万ドル(約73億円)はアンディー・ウォーホール作品とのこと。
最高値は、ウォーホールの"1963-1964 Self-Portrait"で、3,844万ドル。これでウォーホールの自画像作品の過去最高額を更新したそうです。その他、同時期にニューヨークで開催されたオークションでも、ウォーホール作品は、フィリップスで"Liz No. 5"(エリザベス・テイラーの肖像画)が2,700万ドル、サザビーズで"Sixteen Jackies"が2,000万ドルでそれぞれ落札されまして、ウォール・ストリート・ジャーナルもウォーホールすごいねっていう
記事出してます。
昨年秋のオークション・シーズンでは、「
高額落札続出! NYのアート市場が回復へ」とリーマンショック以降の不況期から抜け出した好調ぶりが伝えられてましたが、今回も作品によって差が出てるものの、その傾向は続いてるみたいです。
1963-1964 Andy Warhol Self-Portrait
クリスティーズは今回、印象派なども含めると5億5,700万ドルほどの売上げで、過去最高の落札金額を更新したアーティストもいっぱい出たそうです。
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