震災後、ニューヨークで爆発的に広まった様々な日本支援活動をお伝えしていたら、エキサイト編集部さんから「今週のピックアップブロガーで震災特別企画を組みます」とのご相談を頂きました。それから数日後には、震災特別企画ページ誕生。エキサイト・ブログのトップページに告知も出てるのでご覧になられた方も多いでしょう。
題して、「
今伝えたい、被災地への思い・・・ブロガー21名を総力ピックアップ！」。その一番最初に登場するのが、小児科医の吉岡秀人さん。
国際協力医療活動を行なうジャパンハートの代表の方で、今回の震災では、自ら被災地に入り、現場で医療支援をされてます。その吉岡先生のブログに驚愕の記事が!!! 4/29付の「
びっくりするけど、取り壊し」。以下、一部引用です。
"石巻の渡波のジャパンハート診療所のプレハブが、なんと取り壊された。
もともとこの時期に取り壊される予定だったらしいが、今はこんな時なのに。
もともとこのプレハブ、腰の高さまで津波の影響で、汚れた砂に埋まっていた。
学生ボランティアたちが何人も１日がかりで、すべて撤去し、きれいにしてそして診療が始まった。
取り壊される日までに、毎日60名以上の患者たちが通っていた。
この取り壊しに関して、地元の人たちも本当にがっかりしていた。
私には意味がわからないのだが、誰が何の目的でそんなことする必要があるんだ、この時期に。"
取り壊されたジャパンハート渡波診療所
すでに日本でもニュースになってるかもしれませんが、この大震災の被災地で、もともと取り壊される予定だったからと言って、なんで病院を取り壊すのでしょうか？？？「災害支援医療センター 小児科医在住」ってこんなに大きく書いてあるじゃん!!!
なんとか力になろうと駆けつけた学生ボランティアの方々が一生懸命きれいにして、実際、毎日60名以上の患者さんが通っているのに!!! 小児科の先生ということは、患者さんの多くは幼い子どもたちかもしれないのに!!! 日本でも子どもたちを守り、支えるために行動する方々がたくさん現れて、みんな必死に頑張ってるってのに、本当にいったいどうしたらいいの？
〔ご参考〕
・「
びっくりするけど、取り壊し」：発展途上国の子供を救え！小児外科医吉岡秀人の戦い
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