先月、「
文化産業を21世紀の日本のリーディング産業に!」と題して、日本政府が審議中の成長戦略についてお伝えしましたが、なーんと早くも経済産業省が海外拠点づくりに乗り出すそうです!!! めっちゃ早い!!! 何コレ? 日本で何か起こってるんでしょうか? 5/2のニュースによりますと、第一号は北京。その後、欧米、アジア主要国にも展開予定。
第一号が北京な理由は、『欧米に比べ知的財産管理に関する政府の政策動向や市場情報が入手しにくく、個別企業では市場参入が難しい。このため、経産省では進出企業への支援が必要と判断し、第1号拠点に北京を選んだ・・・』とのこと。
慎重な表現で書いてますが、万博のテーマソングですら盗作を指摘されるくらいですから、そりゃそうなるでしょうね。でも、グローバル市場で共有されているルールや法律、それと商慣習などに基づいて、日本文化をリーディング産業に育んでいこうと思ったら、早めにアメリカにも海外拠点を設置していただいた方が良いような気がしますが、そのあたりどうなのでしょう?
また、いくら仕組みを作っても人がいなかったら機能しませんよね。別にこれは「文化産業」に限ったお話じゃないですけど、政府が今後ちゃんとした「グローバル人材」を育成するためにどんな政策を打ち出すのか気になります。一応、「文化産業を21世紀の日本のリーディング産業に!」の資料には人材育成の項目もあるみたいなんですけど・・・(以下参照)。
〔ご参考情報〕
・
文化産業を21世紀のリーディング産業に!
・
文化産業を21世紀のリーディング産業に!の続編
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産業競争力部会 - 概要:経産省公式サイト
この新しい日本政府の成長戦略のお話が出てきた4月に、「日本人の米国留学 10年で4割減少のなぞ」って記事も書いたんですけど、米国への留学生はインド、中国、韓国が大幅な増加トレンドなのに日本だけ減少です。いろんな理由が複雑にからみあってると思いますが、インド、中国、韓国って、やっぱり国レベルでグローバルな人材育成を支えてるような気もします。っていうか、グローバルに活躍できる人材ってそもそも何? どなたかそのあたりのこと詳しい方にお話などお伺いしたいです。
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