ニューヨークには、"International Pickle Day"なんてイベントもあるんですよ。世界中のいろんなタイプのピクルスを試食して購入できるというこのイベントは、2001年から毎秋、移民時代から伝統的な
ピクルスの本場、
ロウアー・イーストで開催されていて、今回は第9回目。会場は、Broom沿いのEssexとLudlowの間の駐車場スペース。
ピクルスと言えば、ハンバーガーに挟んである薄切りの緑色のものや、サンドイッチ等についてくる丸ごとキュウリ1本のピクルスが一般的ですが、実は、いろんな種類の野菜があります。キャベツとかビーツなど、日本の「お漬け物」と同じような感じっていうか、「お漬け物」そのもの。
そんなわけで、会場はさながら「漬け物市場」って感じになってるんですけど、かなりの人が集まってました。1本1ドルでピクルスを売ってるお店に、なんじゃこりゃって程の長い列も・・・。
しかも若い人が多め。日本の感覚だと、「漬け物イベント」にこんなに若者が集まるとか、ちょっとイメージしにくいんじゃないかと思うんですけど、文化の違いもあるんでしょうか。面白い現象です。また、インターナショナルって言うだけあっていろんな国の「漬け物」、例えば、韓国のキムチも登場。たしかにピクルスです。これ、日本の「お漬け物」屋さんも参加したらいいのにね。
ちなみに、このイベントを主催してるのは、NY Food Museumと地元の商工会議所的組織(Lower East Side Business Improvement District)。このあと、10月18日には、ロウアー・イーストのオーチャードストリート沿いで"Apple Day"も予定されてまして、収穫の秋って感じのイベントが続きます。
美味しいピクルス1本1ドルキムチも人気ピクルスのコスプレお持ち帰り用に瓶詰めも売ってますミュージックやアートのコーナーもありましたピクルスTシャツの若者も〔ご参考情報〕
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International Pickle Day:NY Food Museumサイト内
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www.lowereastsideny.com:Lower East Side Business Improvement District公式サイト
ロウアー・イースト・サイドは近年注目されているおしゃれエリア。地元の方々に人気のライブハウス、バー、レストラン、ショップなども増えてまして、集まる方々の多くは、トレンドに敏感な若者が多く、健康志向が強かったりします。ベジタリアンの方々なども多いので、野菜のピクルスが人気になるのかもしれませんね。皆さんご存知の通り、こっちで日本食は大人気ですし、もともと日本のお漬け物は美味しいものがいっぱいありますから、日本のお漬物屋さんも参加したら人気出そうな気がします。
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