

昨日ご紹介した「
ゴスペル聖歌隊大会」の会場の横にあるテーブルでは飲み物や食べ物などの他に、いろんなスポンサー企業の試供品をたくさん無料配布してました。なぜか、生活用品が多め。洗剤とか、化粧品とか、あんまりこの手のイベントでは見かけないものも。

多分、メイン・スポンサー兼取りまとめ役のパスマーク(Pathmark)がスーパー・マーケットなので、取引先の生活用品メーカーさん達がスポンサー協力することになったのかなと思います。
でも、皆さん、パスマークってスーパー、ニューヨークにお住まいの方でもあんまり馴染みがないですよね?実は、このパスマーク、マンハッタン内にはたった4店舗しかないんです。

しかも、125丁目以北に2店舗、チャイナタウンの奥(マンハッタン東端)と、12番街の23丁目(マンハッタン西端)に各1店舗。ダウンタウンからアッパーサイドまで、中心部にはお店なし・・・。
どこにでもあるドラッグ・ストア・チェーンのデュエイン・リード(Duane Reade)がメイン・スポンサーなら広告効果も大きいと思うんですけど、パスマークにとってはこのイベント、完全に社会貢献とか文化振興だけが目的なのかも。だって、ほとんどお店がないわけですから。
おまけに、試供品配ってる方に「パスマーク、たまに行きますよ」って言ったら、「よくパスマーク知ってるね!」って逆に驚かれちゃったりするし(笑)。そんなリアクションでいいの?って感じですけど、よくよく考えてみると、この現象、企業の社会貢献活動の実例として結構意味深いような気がします。
スポンサーによるフリードリンク
こんなのとかも
ずらりと並んでます〔ご参考過去ログ〕
・
今年ご紹介したニューヨークの様々な社会貢献的活動のまとめ 〔2008-12-12〕
・
ハロウィンきっかけの地域振興ケース・スタディ〔2008-10-29〕:お金をかけない地域振興策
日本で例えると、地方でチェーン展開していて東京都内に数店舗、それも中心部にはお店がまったくないスーパー○○屋みたいなのが、1日がかりの大イベントを毎年都心で主催してるような感じじゃないかと思います・・・。でも、普通そんなの実現するのかな?ニューヨークでは民間企業の社会貢献活動は非常に活発なんですけど、パスマーク主催でどうしてこのイベントを継続できるのかは本当に不思議です。ひょっとして、社長さんがめちゃめちゃゴスペル好きとか?
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