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![]() ![]() わたしが尊敬するフリーの編集者であり、長年の友人でもあるSさんから、 「沖縄の高校に出張授業みたいなものに行きませんか?」とお話しをいただき、二人して沖縄県立名護商工高校にうかがったのは昨年の7月。すでに真夏の暑さで期末テストも終わり、夏休み目前という時期でした。 今回の仕掛け人はK教頭。実はSさんと昔からのお友達ということで、今回の出張となったわけです。 名護商工高校には「地域産業科観光コース」があります。沖縄本土北部、通称やんばると呼ばれる地域で唯一、観光コースを持つ専門高校です。 本コースでは実質的な観光を学ぶだけでなく、沖縄戦体験者と一緒に戦跡をめぐるフィールドワークや、それをまとめて校内をはじめ、小中学生に出前講座をするなど「生徒の生徒のための平和学習」を実践しています。 ![]() 私たちがお邪魔したのは、その観光コースで学ぶ2年生を中心とした生徒さんたち。 テーマは「平和産業としての観光を考える」 わたしが長年、トラベルジャーナリストの芯として考えるテーマであり、伝えたいメッセージです。 これを沖縄で将来、観光にかかわりたいと考える学生たちにどう伝えるか。観光関係企業や消費者のみなさんの前でお話しをしたことはあっても、学生たちは初めて。Sさん、K教頭、そしてコース長のU先生たちと共にパワーポイントの内容などをギリギリまで詰めていきました。 とはいえ、わたしの話はシンプルでした。 今まで伝え続けてきたことをそのままに。「観光は平和産業である」ということはどういうことなのか。 加えてお話ししたのは、観光のプロ、接客のプロとして沖縄に関わるにはどうしたらいいのか。まずは、自分ができること、自分が思う沖縄の魅力を見つけ、それを伝えるノウハウを学んでほしい、ということでした。必要なのは次世代の人材。単なるガイドではなく沖縄の魅力を語れる人、つまり「現代の語り部」になってほしいということです。 ![]() その観光コースの生徒たちが、先日、教育現場の優れた実践や研究を顕彰する「沖縄タイムス教育賞」を受賞したとの報告が! 地道にフィールドワークを重ね、学習成果を発表してきたことが評価されてのことです。 そして、「観光は平和産業」という視点も沖縄の基幹産業となるツーリズムとして極めて重要であるという評価も受けました。 ![]() 受賞後の新聞への寄稿には、わたしのことも紹介されていました。 学生たちがもともと行っていたことに、「観光は平和産業である」というキーワードがよりぶれない方向性をもたらしたのだと思うと本当にうれしい。 今回、貴重な経験を与えてくれたSさん、そしてK教頭とU先生。 みなさんの熱い思いがあってこその受賞だとも思います。K教頭とU先生は転勤で別の学校へ移動されたとのことですが、これからも観光コースの学生たちの学習は継続されていくことでしょう。 観光コースのみなさん、おめでとうございます! 今まで行ってきたことが認められることはとてもうれしいし、励みになることと思います。 これからは、さらに沖縄の魅力を伝える語り部として、学ぶ、社会へと羽ばたいてください。 沖縄ファンとして期待していますよ!!
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by naoko_terada
| 2017-04-03 21:45
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![]() 最旬ネタ満載の沖縄ガイドマガジンが出ました。 「じゃらん沖縄 大人女子のわがまま沖縄旅」 ホテル&リゾートはもちろん、カフェ、食堂などのグルメから島スパなどのビューティ、バラエティに富んだアクティビティまで現地取材の最新情報が満載です。 わたしはリクルート、エイビーロード時代からのつきあいのあるライターIちゃんからのお声がけで、ちょこっとお手伝い。 「滞在ホテルは旅の目的で選ぶ。」 あたりまえといえばそうですが、基本に戻ってのリゾート選びのポイントをアドバイス。 保存版的な沖縄バイブルになりそうな一冊です。 これから沖縄トリップをお考えの方、ぜひご活用ください!
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by naoko_terada
| 2013-11-26 00:06
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![]() ただいま、発売中のフラウ11月号。 秋のレジャーシーズンに向けて、総力取材。 タイトルは、 「九州、沖縄が呼んでいる! 週末女子旅で、南のパワーをフルチャージ!」 みっしり、最新情報が凝縮された保存版的な一冊。 旅好き女子なら、持っていて後悔しません。 その中で、「私が生まれ変わる 沖縄リゾート」として、沖縄・厳選リゾートを監修させていただきました。 ザ・リッツ・カールトン沖縄や、わたしが今年、訪問した中で最も印象的だった国内リゾートのひとつ、百名伽藍といったハイエンドなラグジュアリーリゾートも登場しますが、実際に泊まってもらえるように。 1~2万円台のリアルなプライスのお薦めリゾートもレコメンドさせていただきました。 ときに上質に、ときに賢くプライスコンシャスに。 しなやかさある、旅する女子のお伴に、ぜひ、ご参考になればうれしいです。 よろしくどうぞ!
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by naoko_terada
| 2012-10-13 21:30
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![]() リゾナーレ 小浜島、二日目。 たっぷり睡眠をとった翌朝。 ビーチハウスで、モーニングコーヒーのサービスがあるということで、 自分でカートを運転してビーチへ。 南の国の生命力あふれる太陽の光を浴びながら、 目覚めのストレッチに参加されていたのは、仲の良いご夫婦。 数週間の長期滞在のようです。 そういう楽しみ方ができる、ご年配のカップルってステキ。 羨ましいですね。 ![]() 朝食は、クラブハウスと呼ばれるダイニングで。 およそ50種類と、驚くほどバリエーション豊富なブッフェ。 でも、この日は軽めに。 というのは、このあと、併設の「琉球スパ」でたっぷり130分のトリートメントを受ける予定なのでした。 カートに乗って、隣接するゴルフ場に面したスパへ。 まずは、ハイビスカスのウエルカムドリンクでリフレッシュ。 ![]() スタートは太陽(ティーダ)の足浴。 長寿の薬草といわれる「長命草」、抗酸化作用やポリフェノールが赤ワインの約34倍あるという「月桃」、沖縄の言葉でぬちぐすい(命の薬)ともいう「泡盛」を入れたお湯で、ゆっくりと足の温浴。 泡盛が入っているからでしょうか、じんわり温まる感覚があります。 ![]() そして、沖縄のミネラルたっぷりの塩でスクラブ。 指先のスクラブは、いつも、くすっぐたいけど、我慢(笑)。 ![]() スパスイート仕様のトリートメントルームはリゾートらしく、解放感たっぷり。 窓の外にはゴルフコースと、その先に広がるブルーオーシャンがきらめき、まぶしい。 この日、お願いしたのは、「ハイビスカスの微笑み(バラッシュン)」という乙女なネーミングのコース。 たっぷり130分かけて、バスタイム、アロマボディマッサージ、フェイシャルを体験するもの。 ![]() このコースの目玉が、トリートメントルームの外にあるバスタブでの、露天ハイビスカスジャクジー! 純度の高いハイビスカスエキスを、セラピストが注いでくれます。 お湯の中には、フレッシュなハイビスカス。 乙女チック♪ 用意ができ、入浴タイム。 最初、視界は開けていて、目線に建物などはないのですが、外にあるのでパレオを巻いて入るように言われましたが、ひとりになったら、はずしちゃうのが正解(笑)。 ジャクジーバスに入っている分には、誰にも見えません。 スパスイートは二人で利用できるので、ここはやっぱり、ロマンチックにカップルで受けたいですね。 その後、室内でアロマオイルトリートメントを全身、入念に。 フェイシャルには、クチャと呼ばれる海底粘土を使用。 このクチャ、沖縄ではおばあたちの美の秘訣でもあります。市場やスーパーでも買えるのですが、洗顔や髪のトリートメントなどに利用。保湿成分とミネラル成分などで、艶やかにうるおいます。 今回はおすすめ、ということでシグネチャー的なこのコースを受けてみましたが、時間がない人には、ショートメニューもいろいろあるので、まずはお試しで体験するのもいいでしょう。 日に焼けて、紫外線にさらされたボディや髪の毛のケアに、 あるいは、天気の悪い日のチョイスに。 やっぱり、リゾートにスパは欠かせません。
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by naoko_terada
| 2012-08-11 00:49
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![]() 6月に行った沖縄の続きです。 西表島ステイの後、次に向かったのが小浜島。 西表島から、一度、石垣島に戻り、そこから小浜島行きの船に乗り込み、25分。 NHKの朝ドラ「ちゅらさん」の舞台となった、 愛らしい島影が出迎えてくれます。 滞在はリゾナーレ小浜島。 到着したときは、ちょっと曇り。 沖縄らしい赤瓦の建物ですが、ちょっとバリ島のリゾートにも似ています。 そう、ここはアジアンリゾートを意識した演出がコンセプト。 ![]() ![]() 客室はヴィラタイプで、スタッフがカートで送迎してくれます。 カートは、ゲストが借りることもでき、 わたしは滞在中、自由に自分でカートを運転して楽しみました。 大きくガーデンヴィラと、ラグーンヴィラに分かれ、 これは、ラグーンヴィラのスイートになる、アンバサダースイート。 ベッドルームのほかに、広いリビングと、外にはテラスと、なんとアウトドアジャクジーバス。 リビングには、室内デイベッドがあり、 これも、バリ島のバレブンゴンか、タイのサーラといったお休み処をイメージさせます。 ベッド脇のテーブルには星座表が。 小浜島の星降る夜空を楽しんでもらいたい、という配慮。 こういう細やかな気配りがいいですね。 ![]() ![]() そして、女性なら声をあげて喜びそうなのが、バスルーム。 これもまさに、バリ島のラグジュアリーリゾートのよう。 奥にはシャワーブースがあり、ダブルシンクの脇にはロクシタンのアメニティ。 上質なバスタオルもたっぷりと用意され、すこぶるリッチな気分です。 ![]() ![]() このほか、ロイヤルスイートは、 室内95㎡に、テラス143㎡というレジデンシャルな空間。 外に広いプールとジャクジーが備わるので、 贅沢ですがファミリーで利用するのもいいでしょう。 ![]() スーペリアスイートには、こんなヌケ感のあるバスルームが備わり、 リゾート気分に浸れます。 ゲストルームのタイプによって、広さ、インテリアが異なり、 また、ガーデンビュー、ラグーンビューに、オーシャンビューなど、眺望もお好みで。 カップルはもちろん、女性同士やファミリー、三世代など幅広く対応できそうなので安心感もあります。 ![]() そんなさまざまなニーズに合わせ、 リゾナーレ小浜島では個性的なイベントや、アクティビティを用意し、飽きさせません。 そのひとつが、夕方からのガラウェルカム(期間:4/1〜9/30 日没前〜夕暮れ)。 ライトアップされたプールサイドで、ゲストはホテルからのウェルカムとして オリジナルカクテルやドリンクサービスを楽しみながら、思い思いにくつろぐことができます。 ゲストを見ていると、リゾート慣れした方も多く、 スマートカジュアルな装いで、ディナーの前のビューティフルモーメントを、楽しんでいらっしゃいます。 ![]() そして、ディナーへ。 食事はリゾートステイの中でも、最も期待するお楽しみ。 リゾナーレ小浜島には、ブッフェスタイルの「クラブハウスレストラン」と、コースメニューを堪能する「ディープブルー」の二ヵ所があります。 わたしは、これも取材と、いつものようにお独りさまで、「ディープブルー」へ。 テーブルの間には、仕切りがあるので周囲の視線も気になりません(笑)。 ここでは、八重山諸島の食材、食文化を活かした「琉球スパキュイジーヌ」が味わえます。 前菜は海ぶどう、もずく、エビなど沖縄らしいメニュー。 沖縄ではあたりまえの食材ですが、こういうのがやっぱり嬉しい。 ![]() わたしがチョイスしたのは、鍋! アグー豚と石垣牛のしゃぶしゃぶです。 これこれ、コレが、食べたかったのですー。 ![]() ![]() どうですか、これ。 適度のさしが入った肉質は、甘味があり、とろける柔らかさ。 さらに、肉にもまして美味しかったのが島野菜。 なかでも、アダンの新芽は絶品。 写真では、豆腐のうしろに隠れてよく見えませんが、アクを抜き、細切りにしたものを、 サッとスープでゆがき、ポン酢でいただくとタケノコのような食感。 アダンを食べるのは、沖縄でも石垣あたりだけらしく、 わたしも初めての味。 手間ひまかかるものですが、これはぜひ、また味わいたい。 ほかにも、ゴーヤ、むらさきいもなど、どれもシャッキリと新鮮。 良質な肉と島野菜で、バランス、量もちょうどよく大満足。 お独りさま鍋ではありましたが、スタッフが手際よく接客してくれたので、居心地も悪くなく、たっぷりと堪能させていただきました。 レストランからヴィラまでは、カートで送ってもらいます。 メイン棟を離れると、闇はぐんと深くなり、見上げれば満天の星。 これも東京ではお目にかかれない贅沢。 明日もいい天気になりそうな予感。 リゾナーレ小浜島、自慢の施設。 「琉球スパ」での、極上スパトリートメントが待っています。
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by naoko_terada
| 2012-08-09 02:54
| ホテル&リゾート
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![]() 翌朝、西表島の天候はやや、回復気味。 本日は、この島に来たらハズせない、ニラカナイ西表島が催行するジャングルアドベンチャーツアーに参加です。 リゾートから車で向かったのは、島の西側の船着き場。 ここからマングローブが茂る仲良川をさかのぼり、ジャングルをトレッキングします。 途中までは、リバークルーズのご家族と一緒。 元気いっぱいのスタッフが、出迎えてくれます。 ![]() ![]() わたしたちを乗せたボートがゆっくりと、川をのぼっていきます。 スタッフが、マングローブをはじめ、西表島の自然環境・植生などを教えてくれます。 ![]() ![]() ![]() ご存じの方もいらっしゃると思いますが、 マングローブが育つのは海水(塩水)と真水(河川)がまじわる汽水域。 海の干満にあわせて水位が変わる仲良川河口周辺の湿地帯に手つかずのまま、広がります。 とても興味深いのは、その植生。 写真のようにいくつか黄色く紅葉したような葉っぱが点在します。 通常、植物は海水を与えられると枯れてしまいます。 では、なぜ、汽水域のマングローブは生きていけるのか。 その答えが、この黄色く変色した葉っぱたち。 マングローブには汽水の塩分のみを濾過するシステムがあり、それを古くなった葉っぱに集中して集め、排出することができるのです。 個体を守るために、古くなり寿命を終えようとする葉っぱたちが犠牲になるわけです。 ![]() ![]() 30分ほどクルーズを楽しんでいると、川幅がどんどん狭くなり、 やがて、ボートでの最終地点に。 ここで、お子さん連れのほかの参加者はUターン。 わたしとリゾートのスタッフのみ船を下り、ジャングルトレッキング、開始です。 ![]() ![]() ボートのエンジン音が遠ざかると、周囲が急速に透明感を増し、 大自然の静寂と饒舌に満ちあふれていきます。 ふう、と深呼吸をひとつ。 歩き始めます。 ![]() 先を歩くのは、この日のわたしの旅先案内人。 ジャングルバトラーです。 ジャングルバトラーとは、ニラカナイ西表島リゾートの島遊びの達人。 一組限定で、「ジャングルバトラーツアー」としてゲストの興味、リクエストにそったオーダーメイドのアクティビティをガイディング。 わたしのペースにあわせてゆっくりと、先を進むジャングルバトラー。 昨晩までの雨のせいで、足元はすべりますが、濡れてもいいボルダリング専用のシューズが用意されているので安心。荷物を入れるバックパックも貸してくれます。 ![]() ゆるやかな尾根を越え、清流を渡っていきます。 ![]() ![]() 小1時間ほど歩いたでしょうか。 やがて、清流の音が聞こえ出し、 しばらく歩くと、滝が見えてきました。 ナーラの滝です。 しかし、ここで難所が。 むむ、ここを通り抜けるのね。。。 軽々と越えていくバトラーさま(なぜか、さまになる)。 でも、背の低い私にはちょっとハードルが高い。 しかも、すべりそう。 結局、手を貸してもらって、無事、クリア。 ![]() そして、ついに滝に到着。 高さ20メートルのナーラの滝です。 ![]() 滝壺があり、夏場はここで水遊びができるそう。 わたしたちが訪れた4月はまだちょっと早いので、それはなし。 (水着になる勇気もなしだし)。 ![]() 代りにリゾートが用意してくれたお弁当を、滝の前の広い岩場でいただきます。 おにぎりに鶏のから揚げ、シャケに玉子焼き。 普通のものでも、体を動かした後の大自然では、ごちそうです。 おにぎりをほうばりながら、ちょっと冷えてきた体を、ジャングルバトラー名物の淹れたてコーヒー(インスタントですが)でウォームアップ。 ![]() 休憩後、再び、ボートを下りた場所までもと来た道をトレイル。 そして、帰りはカヤックで船着き場まで戻ります。 荷物を積み込み、わたしが前方に座ります。 カヤックは今までも体験済みなので、なんとなくコツはわかります。 ![]() カヤックの醍醐味はなんといっても、川面に近い目線と静寂さ。 スルリと水をかきながら、進んでいく動きには周囲の自然と融和する柔らかさがあります。 ときおり聞こえる鳥の声や、羽ばたきの音さえも聞こえてくる、静かな世界。 ![]() 途中、我が、ジャングルバトラーさんを盗み撮り。 あれ、パドリングせずにさぼって風景に見とれているわたしのこと、怒ってます? ![]() いえいえ、そんなことはありません。 「どうぞ、漕ぐのはやりますから、のんびり楽しんでください」 とピース&スマイル。 嬉しくも頼もしいお言葉です。 ![]() ときおり、ポツリと雨が落ちてきますが、 このくらいのほうが、西表島の陰影ある自然の美しさが際立つよう。 晴天すぎると、日に焼けて大変だったかもしれません。 ![]() ![]() 30、40分ほど下ると川幅が広くなってきました。 河口に近づいてきました。 「ちょっとお見せしたいものがあるので、止まりますね」 と言いながら、マングローブの奥に向かうバトラーさん。 ![]() 手にとって持ってきてくれたのは、貝。 「しじみです」 ええ~っ、しじみですか。 超巨大。 このあたりは栄養が豊富なのですかね。 びっくりです。 ![]() ![]() さらに、潮が引き始めた入江で見せてくれたのが、カニの集団。 マングローブの周辺に生息するカニたち。 泥の中から顔を出しているのですが、近づくと、アッという間に隠れてしまいます。 ![]() 再び、カヌーで漕ぎ出して、 しばらく進んでいくと船着き場が見えてきて、ツアーもファイナル。 西表島の大自然をたっぷり満喫したさせていただき、大満足。 今回のツアーでは、行きがボート、帰りがカヤックでしたが、 干潮の時間によってその逆になることもあります。 また、仲良川の航行権はニラカナイ西表島のみが持っているということなので、 この行程でのジャングルツアー体験もニラカナイだからできるもの。 翌日の筋肉痛も含めて、貴重なネイチャー体験を満喫してみてください。
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by naoko_terada
| 2012-07-09 01:40
| トラベル
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![]() 先日、オープンして話題の星のや竹富島ですが、 沖縄・離島には星野リゾートのお宿が別に2軒あります。 そのひとつが、ニラカナイ西表島。 今年の4月にお邪魔しました。 まずは、羽田からの直行便で石垣島へ。 ![]() 石垣島の空港から離島ターミナルの埠頭まで、タクシーで10分ほど。 初乗りは430円。 沖縄はタクシーが安いので嬉しいですね。 西表島へはフェリーで約45分。 窓の外に、台湾からの大型クルーズ船が見えます。 今、台湾からの石垣・那覇クルーズが人気なんです。 近いですからね。 フェリーの窓が汚いのは、ご容赦を。 ![]() ![]() ニラカナイ石垣島は、バリ島のアジアンリゾートをイメージ。 使用している調度品、テキスタイルの一部はバリ島から持ってきているようです。 そこに、ほんのりと八重山の伝統的なアレンジが。 写真は、54㎡のデラックスツイン(逆光ですみません)。 大きなバルコニーがあり、解放感たっぷり。 ただ、このときは台風接近で天候はかなーり不安定。 本当はもっといろいろと施設内の写真を撮りたかったのですが、天気の悪さに写欲もわかず、青い空と海を見ることもできませんでした。 こういうモチベーションの有無って、結果、写真にあらわれますね。 残念&反省。。。 ![]() ![]() ということで、ビーチで遊ぶのはあきらめて、 別のお楽しみを。 そう、食事です。 メインダイニングは、八重山の言葉で "西に沈む夕陽" を意味する「イリティダ」。 今年4月から、大幅にパワーアップした新ブッフェ「ダブルスコアブッフェ」がスタート。 思いっきり笑顔のスタッフが出迎えます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() それにしてもメニューのラインアップは壮観です。 「ダブルスコアブッフェ」の特徴は、全120品のメニュー、18種類の温製料理と4種のスープがタイミングをみながら料理の差し替えが行われること。 メニューは→こちら たとえば、沖縄野菜の天ぷらのスペースが、次におかわりに行ったらアオサと白身魚のフィッシュアンドチップスに替わっている。ゴーヤチャンプルが、パパイヤチャンプルーに。 そんな感じで、どんどんできたてのフレッシュで、アツアツの料理が何種類も回転して登場します。 野菜たっぷりのサラダバー、ビーフカレーやタコライスなど12種類のトッピングを自分で自由に盛り合わせる勝手丼、西表産モズク麺や抹茶そばなど、5種の麺と5種のつゆで食べるヌードルバー。 少しずつ、いろいろ食べようとがんばりましたが、全制覇はもう、まったく無理。 これなら連泊しても全然、飽きることもないですし、 自分でいろいろと選べるメニューも多く、子供たちも喜ぶことでしょう。 味も、かなり力を入れて研究したということで、とってもおいしい。 石垣島の地元のみなさんが、家族連れで食べに来られるというのも納得です。 ちなみに、朝食メニューも充実で、みずみずしい島野菜、トロピカルフルーツたっぷりで大満足でした。 十数年ぶりの西表島、とりあえず、オリオンの生で乾杯。 翌日は、ジャングルクルーズです。 晴れるかな。
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by naoko_terada
| 2012-07-08 04:24
| トラベル
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![]() ゲストルームで、寛いだ後は、お楽しみのスパへ。 ロビーフロアに降りていくと、水に囲まれたダイニングルームでは、夜のセッティングが粛々と。今晩は、テラス席がにぎわいそうですね。 ホテルマンたちのこういう、姿を見るのが好きです。 細かな部分にまで神経を研ぎ澄ませた、無駄のない動き。 ![]() スパ棟は、離れになっているので、カートで送ってもらいます。 歩いても、いいのですが、 ぼーっとしてたら、アポの時間ギリギリになってしまったので。 最高品質の植物エキスなどを使用することで知られる、 英国ESPA(エスパ)社による、ザ・リッツ・カールトン スパby ESPAです。 ![]() 「スパには力を入れました」 と、総支配人がおっしゃるように、エントランスを入って、思わず「ワオ」。 温かみある空間は、森林をイメージ。 「ビーチリゾートなのに?」 と、思うかもしれませんが、このあたりは名護岳をはじめ、緑深い山々に囲まれています。いわゆる、やんばる(山原)ですね。 息づく森の生命力をたたえたような、美しく贅沢なスパ施設に、 ゆっくりと、気持ちがリラックスしていきます。 ![]() ![]() スパゲスト専用のリラクゼーションルームも、森のイメージ。 窓の外には、熱帯の森が広がります。 そして、まずは、温浴施設へ。 温泉ではありませんが、適温の浴場と、ドライサウナ、さらには風化サンゴのタイルを使用した岩盤浴! 今回、私は時間がなくほとんど利用できませんでしたが、 これから行かれる方は、ぜひ、たっぷりと時間をとってくつろいでください。 特に、岩盤浴は、お薦めです。 写真は、トリートメント前、誰もいなかったのでサクッと撮らせていただいた女性用。 ![]() ![]() トリートメントルームは8室に、バス尽きのスパスイートが2部屋。 加えて、指圧式ボディマッサージが受けられる屋外のカバナが。 わたしが体験したのは、シグネチャートリートメントのひとつ、 オーシャンシェル・ボディトリートメント(120分)。 写真のように、つるつるに磨かれた貝殻を使ってのトリートメント。 ESPA社オリジナルのもので、ボディブラッシング、スクラブを行ったあと、 温めたシェルとエッセンシャルオイルでボディマッサージを。 このシェル、中にお湯を入れて温めるようで、 ほのかなぬくもりと、スムースなオイルによるストロークで、絶妙なマッサージ効果があり、筋肉の疲れ、凝りなどをやわらげてくれます。 ホットストーンマッサージが、じわりと体の深部に働きかけるのと比べると、 全身の凝りや疲れを心地よい肌触りで癒してくれるのが、このシェル。 体験中は、とろとろにまどろみ。 終了後はみずみずしいピカピカのボディに(自己評価。笑)。 ![]() ![]() ![]() ![]() たっぷり2時間のスパトリートメントを終えて、リゾートに戻ると、 すっかり、空間はトワイライトタイム。 昼間のリゾートらしい表情から、しっとり艶っぽい大人の顔に変わっています。 部屋に戻れば、すでにターンダウンされたベッド。 このあたりは、一流ならではの、みごとさ。 この後、総支配人と会食。 イタリアンレストラン、「ちゅらぬうじ」では、早川総料理長による本格的なイタリアンを。 沖縄県産の食材が登場して、目でも味でも楽しませていただきました。 ゲストに配慮して、写真はなし。 すみません。 わずか、1泊ですが、充実した上質のリラクゼーションを堪能。 アジアンリゾートに匹敵の、沖縄でのラグジュアリーステイ。 これは、病みつきになりそうです。 <おまけ> ![]() ![]() ![]() 翌朝は、9時から沖縄南部でのアポがあったので、なんと、7:30出発(涙)。 オープンと同時にうかがったオールデイダイニングの「グスク」。 じゅーしー、ゴーヤーちゃんぷる、もずく、ゆし豆腐など沖縄伝統のメニューから、焼きたてのオムレツ、クロワッサン、フレッシュなトロピカルフルーツまで。 充実のブッフェは、味も一流(写真はごく一部です)。 ゆっくり味わえなかったのがつくづく残念。 ここで、私が感心したのが、ブッフェ用のトレーが丸盆という点。 あの安っぽいトレーを持ってウロウロするのが嫌いなのですが、 なるほど、こうすると、本当にオシャレ。 こういうこだわりのセンスが大事なのね、と、ひとり感じ入ってしまいました。 と、駆け足の沖縄リゾートホッピングですが、 た~っぷりリフレッシュさせていただきました。 楽しかった。 にふぇーでーびる、沖縄!
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by naoko_terada
| 2012-06-19 19:44
| ホテル&リゾート
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![]() ![]() 星のや竹富島から、石垣島を経由して那覇へ。 レンタカーを借りて、めざすは名護。 空港から高速で、ジャスト1時間。 快適な南国ドライブです。 ここを訪れるのは、3年ぶり、でしょうか。 以前は、喜瀬別邸の名前で運営されていました。 坂道をのぼり、ゴルフコースのグリーンを眺めながら、小さなエントランスの車寄せに。 今年5月28日に、ザ・リッツ・カールトン沖縄として生まれ変わった楽園は、 ゆったりとした空気で、出迎えます。 ![]() ![]() ![]() 日に焼けて出迎えてくれたのは、Y総支配人。 ザ・リッツ・カールトン東京の副総支配人でいらっしゃった頃とかわらない笑顔。 そのほか、海外などで出会ったホテルマンたちの顔も。 さすが、リッツの吸引力。 ベスト・オブ・ベストの人材を日本初となるリゾートに投入したようです。 ご挨拶を終えて、ゲストルームへ。 客室は、全97室。 今回、滞在するデラックスルームは、45㎡。 ザ・リッツ・カールトン仕様のベッド、シックなリゾートエレガンスとでも、呼びたい。 クラス感ある室内は、すでに一流の風格。 感動的なほど、ふわっふわのスリッパにも、リッツ・カールトンのロゴ。 これは、持って帰ってきちゃいました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 圧巻は、バスルーム。 ビューバスなんてものじゃなく、パーフェクトビューバスと言っても過言じゃないでしょ。 ゴルフコース抜けの、名護湾を望むパノラマ。 この日は湿度が高く、カラリとした青空ではありませんでしたが、 快晴ならばみずみずしいグリーンと、ブルーの水平線を望みながらのバスタイムが満喫できますね。 アメニティは東京と同じく、英国アスプレイのパープルウォーター。 贅沢です。 スーツケースの荷物をほどき。 しばし、部屋でリラックスしたら、さっそく次なるお楽しみへ。 ザ・リッツ・カールトン沖縄が誇る、スパでのトリートメントが待っています。
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by naoko_terada
| 2012-06-18 19:25
| ホテル&リゾート
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![]() 先週、3日ほど沖縄へ。 なんと、今頃になっての遅い美ら海(ちゅらうみ)水族館デビューをしてきました。 いやぁ、すごいとは聞いていましたが。 本当にすばらしい水族館です。 世界レベルでみても、すばらしい(興奮気味。笑)。 複数のジンベイザメやマンタが回遊する空間は、本当に圧巻。 しかも、見学の動線が計算され、みごとな演出効果を生んでいます。 大人も子供も飽きさせないのが、さすがです。 これから夏休みに向けて、混雑するでしょうが、 やはり沖縄に来たら必見。 何度でもリピートしたくなります。 同水族館のサイトでは、混雑状況がわかります。 また、入場料が3割引となる16時からチケットもおすすめです。 ちなみに、沖縄に点在するコンビニ、道の駅などでは割引前売り券を売っているので、 忘れずにゲットしてくださいね。ひとり250円ほど割引になりますから、 ファミリーでなら結構、大きいですよ。 ![]() ※同水族館サイトから写真借用 また、お子さんの夏休みの宿題、自由研究に活用度大なのが、 館内に配置されている「美ら海観察ガイド」。 全10巻で、無料。館内に点在するラックから自由に持っていくことができます。 ギフトショップで専用のクリアファイル(525円)を販売しているので、 それにファイルすればみごとな生き物図鑑が完成! フルカラーの魚たちの紹介はみごたえありで、お土産にも最適です。 さあ、暑い週末の夜、しばしの涼をブログからお届け。 お中元がわりです!
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by naoko_terada
| 2010-07-09 23:50
| 日本
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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