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ついに、この日がきました。
伝説のリゾートを築いてきた、アマンリゾーツが今日12月22日、新しいホテルとして「アマン東京」を大手町に開業します。昨日、それに先立ち、内覧をさせていただきました。 ※レストランもスパも地上階のザ・カフェ by アマン以外は全て宿泊以外でも予約は可能。ただし、非常に限られた数にしぼっているそうです。2014年12月22日情報。 わずか84部屋という小規模さゆえ、またレストランも一ヶ所なのでまずはあわただしいオープニング時において宿泊ゲストへの最上質のサービスがファーストプライオリティというアマンらしいこだわりでしょう。 ![]() ここが1階のエントランス。チェックインはお部屋で行うそうです。 ![]() そして一気に33階のダイニングフロアへ。 この空間のスケール感には思わず、「すごい!」と声を出してしまいました。デザインはケリー・ヒル。ブータンのアマンコラ、バリ島のアマヌサなどのほか、スコータイ、チェディなどの名リゾートを手がけるアジアンリゾート好きにはおなじみの建築家。今回の東京においては天然木、石材、和紙などの日本のマテリアルを意識的にあしらっています。それにしても高い天井の持つ圧倒的なドラマ性。明日からゲストやスタッフたちが行き交う新しい東京のホテルシーンを思い浮かべると、感慨深い。 ![]() 天井には和紙を活かした意匠。これは実際に見たほうが迫力があります。 ![]() ![]() 客室フロアは35階から38階部分。フロアもたっぷりと広いです。挾土秀平氏の作品も。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 客室は5つのカテゴリー。本日、見せていただいたのはコーナースイート。ベッドルーム、リビング&ダイニングに分かれています。 ![]() ![]() クリーンな印象のプール。デイベッドがちょっとリゾート気分でしょうか。 ![]() ![]() ![]() スパにも力を入れてきているアマンですが、東京ではオリジナルのスパプロダクトに加えて限定で「クロモジ」を使ったオイルをトリートメントに使用します。 ![]() そしてアマンといえばライブラリー。アマン東京にも、もちろんありました。 ![]() 個人的に気に入ったのがバー。遠くに新宿の高層ホテル群のシルエットを望むロケーション。バックバーのボトルもそれをイメージしてバーマンたちが独特に並べ方を考えたそうです。早くここで一杯、飲みたいです。 ![]() 今後、1階にカフェも登場するなど、明日からが開業とはいえまだまだ変わっていく部分も。アマンファンは少しでも早く駆けつけたいところでしょうが、どうぞゆっくりと新しいアマン東京の誕生を楽しみながら、これから東京を代表するホテルへと育てていっていただきたいと思います。 今日のアマン東京の開業を心よりお祝いいたします。
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by naoko_terada
| 2014-12-22 23:58
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![]() ただいま発売中のエル・ジャポン8月号。 夏を満喫するためのワードローブにトレンドと、みごたえたっぷり。 その中で、「旅の達人が協力プッシュ 夏休みリゾート」として各国のエルで活躍するエディターやセレブたちがお薦めのリゾートアドレスを大公開! その中で日本のリゾートをホテルジャーナリストせきねきょうこさん、トラベルライターの坪田三千代さんたちと共にわたしは2件、ピックアップ。場所は新潟と沖縄。どちらも本当にステキなバカンスデスティネーションです。 ![]() そしてガラリと変わって、DIME9月号は、「TOKYOで遊ぼ!」。 開業した虎ノ門ヒルズ、アンダーズ東京、クラフトビール、東京グルメスポットなど気になる話題のキーワードが登場。今夏を満喫できる注目エリア、スポット、アクティビティを一気に紹介。 わたしは最新の東京ホテル事情をかる~くコメント。 まとめてくださったライターWさん、ありがとうございました。 ということで夏本番。 アナタはどんなふうに遊びますか?
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by naoko_terada
| 2014-07-18 02:06
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![]() なんとか仕事をこなし、窓の外はいつしかトワイライトタイム。 ![]() 今回はエグゼクティブルームなので、専用のラウンジが利用できます。 お楽しみは夕方からのカクテルタイム。 ちょっと雰囲気がわかりにくいですがラウンジの一角にバーカウンターがあります。ここに陣取ってのんびりお酒を楽しむ海外ゲストの方もいらっしゃいました。 ※写真は許可をもらって撮っています。 このラウンジの特徴がこのバーサービス。 テーブルに座るとスタッフが、「お飲みものを何かお持ちしましょうか?」と聞いてくれる。もちろん、エグゼクティブフロアのゲストは無料です。 通常、ラウンジはセルフサービスがあたりまえなので、これはうれしいです。わたしは仕事を終えたときのスタンダード、ウォッカトニックを注文。 ![]() たっぷり大ぶりのグラスに入ったウォッカトニック。 うれしいなぁ。 仕事をがんばったごほうびの一杯は格別です。 ![]() ゆるゆるとお酒を楽しみつつ、料理の数々をラウンジで楽しんでいたら結構、お腹いっぱい。もう、夕食はいいかな、それとも軽くルームサービスを取ろうか。 そんなことを考えながら部屋に戻ると照明が落とされ、就寝用のサービスが入っていました。 ![]() ホテルの醍醐味といえば、このピシッとプレスのきいたシーツ。 ここに何の遠慮もなく、寝ころがる喜びは何ものにも代えられません(笑)。 ヒルトンではスレッドカウント250のシーツを使用。 また、ヒルトン・セレニティ・ベッド・プログラムと呼ばれる特別仕様のベッドとリネン類を使っています。 はぁ、天国のような心地よさ。 ところで、ヒルトンには会員組織ヒルトンHオナーズがあるのをご存知でしょうか? 航空会社のマイレージサービスと同じで、入会無料。 ホテルで使った金額によってポイントが貯まり、一定のポイント数になると無料宿泊などの特典に換えることができます。 ヒルトンHオナーズの特徴は、ポイントと同時に好きなエアラインのマイルも同時に加算される点。わたしもしっかり両方を貯めています。 お得情報としては。 現在、スイートルームが30%オフになる「Play! Hilton キャンペーン」を実施中。※クレジットでの決済必須 また、ちょっと先ですが、6月1日から恒例となった天空のビアガーデンがスタートします。 今年は女性に人気のスパークリングワインも飲み放題になるほか、バーカウンターのような「お一人様席」も登場するとのこと。生ビール、ワイン、カクテルなども含め90分、フリーフロウ(飲み放題)でひとり3300円。 東京ホテルでのプチリセット。 すっきりリフレッシュしてパワーチャージ。 たまにはいいものですよ。
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by naoko_terada
| 2014-04-23 21:20
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![]() 仕事がひっ迫し、忙しいときのストレスリリーフとして都内のホテルにこもることがあります。 部屋で仕事をこなしつつも、ホテルの空間とサービスにいたわられていると気持ちがリセットされ、わずか1泊の滞在が心身をリフレッシュしてくれるのです。 今回はヒルトン東京。 ずっと客室の改装が行われていたのですが、この春、生まれ変わったエグゼクティブルームができたというこでそのチェックも兼ねて。加えて、ヒルトンの会員組織Hオナーズの特典をめいっぱい活用しようという魂胆。 新宿副都心のハイライズはいつ見ても迫力満点。 ![]() フロント&ロビーまわりも新しくなっていました。 海外からのゲストが増えていることもあるからでしょう、こんな日本らしいウェルカム。 ![]() ロビーには桜の花が満開。 みごとな枝ぶりで春の訪れを告げていました。 ![]() ビジネスマンのゲストが多いのがヒルトンらしいところです。 スタッフのバイリンガル度も完璧。 不慣れな海外出張でどこにいっても安定したサービスを受ける安心感はわたしも何度も体験済み。チェーン系ホテルのありがたさでもあります。 ![]() ![]() 今回は贅沢にもリニューアルされたエグゼクティブジュニアスイート。 窓際のデスクでは高層ビルの眺望を楽しみながら仕事ができます。 ![]() ![]() ヒルトンはやはりビジネスユーザー視点が明確。 バスルームに時計、シャワーをあびながらニュースや株価をチェックすることもできる。 ![]() また、クロゼットの下にスペースがあり、ここにキャリーケースやスーツケースを置けば室内空間もスッキリ。このあたりも新しい客室はよくできていると感心しました。 ![]() ![]() 新しくなったのは客室だけではありません。 昨年、総料理長にフィリップ・エガロン氏が就任して、マーブルラウンジのランチブッフェもリフレッシュ。鮮度を保つため、なんと加湿器によるミストシャワーを野菜たちが浴びています。みずみずしい野菜たちはまるで宝石のよう。 ![]() ![]() パスタや冷麺などヌードルステーションではその場でシェフたちが茹であげ、作ってくれます。 ![]() ![]() スイーツはガラスの容器「ヴェリーナ」に入って並びます。 ティラミスもこのとおり。 実はこのマーブルラウンジ、24時間営業。 ファミレス、コンビニではなく深夜にキチンと食べたくなったら駆け込める頼りになるダイニングスポットでもあります。 たっぷり美味しいものをいただき、部屋に戻りしばし執筆。 夕方からのお楽しみまで、がんばりましょう。 To be continued.
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by naoko_terada
| 2014-04-15 19:04
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![]() 歌舞伎町なんて、入り込んだのは何年ぶりでしょうか。 区役所通りのバッティングセンターの脇をちょっと入ると、 みごとなラブホ街。 そこに、2013年12月18日にグランドオープンするのが、新宿グランベルホテル。 渋谷、赤坂に続いて3軒目にしてフラッグシップ的な存在。 ここが、すこぶるおもしろい! ホテルの視察は大好きなのですが、ここほどワクワクしながら見てまわったのは久しぶりです。 理由は、日本はもちろん香港、韓国などの空間デザイナー、ランドスケープデザイナー、アーティストなど若手クリエイターたちがパブリックスペース、客室などをコラボ。なんと、33タイプの客室があるのが圧巻! ちょこっと並べただけでも、谷口勝彦、松中博之、服部滋樹、宮平隆雄、GOD、ソヨン・チョン、服部滋樹、RYOONO、東信といった方々が個性を発揮。総合プロデュースはUDS。 彼らのプロフィールは→コチラ。 ![]() まずは、わたしが気に入ったのがこの「ザ・リゾート・スイート」。 DIESELの家具を入れたリゾート感を表現した客室です。 実にカッコイイ。 ![]() バスルームにはアウトドアバスがあり、ここになかなかリゾートライクな施設が。なのですが、これは泊まったときのお楽しみ、ということであえて写真は控えめに。 ![]() ![]() もうひとつ好みだったのが、「カジュアルダブル」。 アーリーアメリカンな快活なムードで、女性好みでしょうか。 クローゼットがちょっと狭いのが気になりましたが、1泊程度なら荷物も少ないのでまあ、問題ないかと。 ![]() こちらは、新宿のクラブのイメージだという、「ザ・クラブスイート」。 ミラー、アクリル、大理石の多用でそれっぽい。 ![]() 最もお値段が高いのがこの「ザ・ペントハウス」。 ニューヨークのロフトを思わせるムード。バーニーズ ジャパン クリエイティブディレクターの谷口勝彦氏のアプローチ。ウォールペインティングは同じくバーニーズNYのアートなどを手がけるJ.P.フィッリペ氏。 ![]() ![]() 13階にはラウンジ&バーが。 ちょっとニューヨークを思わせる空間。 歌舞伎町とは思えません。 ![]() ![]() ここもおもしろかったです。 「ヤマウーテイ・ダブル・バイ・GOD」。 ヤマウーテイは香港の油麻地(ヤマテイ)のこと。香港のライフスタイルショップGODが手掛けた個性派ルームです。男性おひとりステイにいいかな。 ![]() ホテルの中で最も客室数が多いのが、こちら「モデレートシングル」。「ウラ」と「オモテ」があり、こちらは「オモテ」。 ![]() 15㎡とビジネスホテル並みですが、そこはさすが、よくできています。 ちなみに、クローゼットはドアを開けたすぐ脇の空間。 とてもコージーですが、セーフティボックス、スリッパ、ラゲージを置くラックなどが用意されています。 ![]() こちらは、「モデレートツイン」の「オモテ」。 ![]() 天井の高いロビーもスタイリッシュに。 ※写真はオープニングレセプション前なので、普段はもっとスッキリです。 とまあ、他にも実に多彩な客室があるのですが、すべてをご紹介するのは大変なのでこのへんで。 このホテルはニューヨークのエースホテル、パリのママシェルターといった人気ホテルと同じように、若手クリエイター、ホテリエの遊び心が何よりも大きな特徴。 サービス、ホスピタリティをおざなりにしろという気はありませんが、ここではそれよりもこのフレッシュで感性あふれる空間、空気感を楽しんでもらいたい。 ホテルのコンセプトも、ずばり「FUN to STAY」。 このホテルの誕生で歌舞伎町に新しいホテルライフのムーヴメントが生まれるかもしれません。 それほどのインパクトとクリエイティビティを感じさせる勢いあるホテルの登場です。 今ならオープニング記念プランでかなりお得に泊まれます。 デザイン好き、ホテル好きのみなさん、ぜひ!! TOKYO HOTELがますます、おもしろくなってきました!!
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by naoko_terada
| 2013-12-16 23:43
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10月16日に甚大な台風被害をこうむった伊豆大島。 大島社会福祉協議会災害ボランティアセンターによって行われている島外からのボランティア活動も災害復旧に関する活動は収束傾向にあるということ、本日で受け入れが終了します。 物理的な作業だけでなく、島のみなさんへの想いをも届けてくださったボランティアのみなさん、一刻も早く島を元気にしたいと作業に従事してくださった関係者のみなさん。 伊豆大島の観光のお手伝いをさせていただいているひとりとして、また東京都民として心から感謝しております。 本当にありがとうございます。 もともと伊豆大島の魅力にひかれ、さまざまなメディアでその魅力を記事にしてきました。 それが、あるきっかけで「伊豆大島プロジェクト」として観光促進のお手伝いにかかわらせてもらうようになったのが、3年ほど前。今では、多くの友人・知人が暮らす、わたしにとっても大切な場所になっています。 以下は、その「大島プロジェクト」のリーダー的存在のS氏のフェイスブックでのコメントです。これは、プロジェクトにかかわる私たちの気持ちでもあります。Sさんの了承を得て、ご紹介します。 少しずつ、観光客の受け入れもはじまっています。ぜひ、伊豆大島への応援も含め、来島していただければと思います。 ご心配いただいているみなさまへ 台風26号による土砂災害から1ヶ月経った11月16日(土)、伊豆大島では被災地区に献花台が設けられ、全島で黙とうが捧げられるなど、ひとつの区切りを迎えました。 (20日現在、亡くなられた方35名、まだ見つかっていない方4名、住宅約200棟が全半壊) 町役場では仮設住宅の準備や被災者への支援が最優先で進められており、 これまでに島内外から4400人以上のボランティアが集まり、今日も被災住宅などの支援活動に従事されています。 そのボランティアも土砂出しやガレキ撤去などが一段落してきたとの理由で、25日(月)からは島外の個人ボランティアについては受入れを停止することが発表されました。 これからは島内ボランティアの方々が中心となって、家屋内の清掃や日常生活復旧への細かいフォローが継続されていくようです。 そして、観光についても少しずつ再開の動きが出て来ています。 台風26号の異常な集中豪雨は「土石流」という島内誰もが想像だにしなかった現象を引き起こし、元町の神達地区に甚大な被害をもたらしましたが、その他のエリアについていえば、幸いにも大きな被害は出ていませんでした。 私も島に行くまでは他のエリアについての状況が分からなかったのですが、先日大島を回り、島内で見聞きしたところ、主要な観光スポットについてはほぼ無傷だということが分かりホッとしました。 観光協会では1~3月の「椿まつり」を被災した方々に配慮した形で準備しはじめたと聞いています。 また、被災された方のなかにも観光復旧に情熱を傾けている方もいます。 仮店舗での営業再開を進めている『丸市釣具店』ご夫婦のブログ http://izu-maruichi.com/ 「ようやく、桟橋で釣人の姿が見えるようになってきました。賛否両論あるようですが、私は良い傾向だと考えています。 先ずは、大島の住民が日常を取り戻すことが、重要だと考えているからです。何故なら、それがなければ島外から釣人をはじめとした観光のお客さんが、大島に足を運んでくれることは難しいと思うからです。 また、島外から観光のお客さんが、気兼ねすることなく大島を訪れて貰うことが、何よりの励ましになると思っているからです。」 「被災して生き残った身としては、奪われた日常を取り戻すことが、やはり最優先の課題だと思います。そして、島外から大島に非日常を求めてこられるお客さんに、存分に楽しんでもらえるようにしていければと思います。」 島にとって「生活の復旧」と並んでもうひとつ大きな課題が「観光の復旧」です。 われわれプロジェクトとしても、諸々の活動を再開することにいたしました。 島の状況をたしかめながら、一つひとつ島内外のみなさんと企画を作り、情報発信していきたいと思います。 「大島に多くの方が訪れ、大島ならではの魅力に触れ、大島の方と交流し、そして楽しんで帰ってもらうこと」 それが一番の支援になると思います。 その信念のもと、これからまた具体的な検討を再開していきます。 関係者のみなさま、どうぞ宜しくおねがいいたします。 それから、これまで大島への温かいお声かけをいただいたみなさま、 本当にありがとうございます。 これからはみなさんと一緒に大島を盛り上げいきたいとおもいますので 引き続きご声援をどうぞよろしくおねがいいたします!
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by naoko_terada
| 2013-11-24 13:32
| 伊豆大島
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![]() 東京駅の開業に気を取られていたら、いつのまにかできてました。 丸の内、旧中央郵便局舎が以前のレトロな雰囲気を残しつつ、新しい高層ランドマーク「JPタワー」として変身。美容ジャーナリスト、トラベルビューティさんたちにお声がけをいただき、3月21日のグランドオープンを前に、テナント施設「KITTE キッテ」の内覧会にうかがいました。 東京駅のすぐ横、ライトアップで一気に目立ちます。 ![]() ![]() 入口はドームのできた東京駅丸の内南口の向かい側。 KITTEというのは、もちろん郵便局舎だからでしょう。1階には現役の東京中央郵便局が。 ![]() 内装は隈研吾氏。透け感のある空間は、なるほど隈氏らしい意匠です。 2、3階には東京大学と日本郵便の産学連携プロジェクトとなる、学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」が誕生。インタラクティブな体験型プログラムなどが登場するようです。 ![]() ![]() テナントは98。 Feel JAPANをコンセプトに、全国の老舗、人気店などが集結。地下1階にはご当地銘品をとりそろえた「KITTE GRANCÉ」があり、北海道から沖縄まで全国の人気アイテムが一堂に。おもたせなどを選ぶときに役にたちそう。また、海外の方の手土産にもいいでしょう。 今宵は、内覧会で試食も兼ねていたので、どこも満員御礼。根室の回転寿司もご招待客でおおにぎわいです。 ![]() そして、わたしたちは一気に5階へ。 めざすは、信州自然料理「信州松本ヒカリヤ」。 ここは、扉温泉、明神館を運営するグループの東京初進出店。有名雑誌の編集者、食ライターさんたちでにぎわっていました。 ![]() 試食させていただいたのは、まず、「前菜いろいろ、新タマネギの冷たいスープと生ハム」 畑をイメージしたサラダ(土にみたてたのは醤油)、信州プラチナサーモンの炭のマリネと奈川村のそば粉のファーブルトン。 ![]() メインは信州野菜と松本一本ネギの牛肉巻き。 真ん中の赤いのは、ビーツのフォーム。 ![]() 冷たいアボカドとトマト、有機野菜のそば ![]() デザートは里山辺ナイヤガラのジュレと信州産フルーツジュレ 開業前のトライアルなのでスタッフはバタバタでしたが、一生懸命でほほえましい。ランチで1000~1200円、ディナーで4000~5000円とのことです。 ![]() その後、さらにもうワンフロア、6階に移動してうかがったのが、「アルカナ東京KARATO」。こちらは、伊豆・湯ヶ島にあるオーベルジュ、「アルカナ イズ」が手がけるレストラン&バー。 ![]() 風が強かったので出られませんでしたが、外に広いテラスがあり、レセプションなどに利用するのもよさそう。野菜をメインにした洗練されたメニューを出すようです。 ほかにもさまざまなレストラン、ショップが入っていましたが、今回はピンポイントでご紹介。開業直後は混雑すると思いますが、変わりゆく丸の内の最先端がうかがえる新スポットでした。 ![]()
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by naoko_terada
| 2013-03-18 23:58
| 日本
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![]() 本日、発売のGQ 10月号。 センターフォールドの挑発的なカバーガールこそいませんが、 男っ気ムンムンなダンディな雑誌です。 そこで、巻頭コラムのひとつとして、 来年、惜しまれつつ閉館する、ホテル西洋 銀座について書かせていただきました。 実は、執筆するにあたり、久しぶりに宿泊。 ラウンジはたまに、打ち合わせで利用していましたが、滞在は何年ぶりでしょう。 いや、十数年ぶりかも(笑)。 懐かしい記憶がよみがえる、クラシックな空間に、 変わらない端正な朝食の時間。 このひそやかな場所が、銀座から消えていくのは淋しいかぎりです。 執筆するにあたり、かつてのGMと、現GMのお話しをうかがうことができました。 日本初の本格的なヨーロピアンスタイルのホテル。 世界中のセレブたちが競って、宿泊した伝説のサービス。 今でいう、マルチタスク業務をいち早く、導入したのもここ。 今ではあたりまえのサービス、設備を25年前からスタンダードして備えていたことに敬服します。 閉館は来年、2013年5月31日。 それまで、いつもと変わらぬホスピタリティでゲストを出迎えてくれます。 ホテル西洋 銀座で過ごす最後の夏も、あとわずか。 ぜひ、思い出を刻みに、再訪されてみてください。
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by naoko_terada
| 2012-08-24 07:18
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![]() スカイツリー開業で、にわかに注目される浅草。 見どころは、なんといっても雷門。 この日も多くのレジャー客、海外からの観光客でにぎわっています。 東京でも、西側生まれ・育ちのわたしとしては、 ちょこっとアウェイな気分。 だからこそ、プチ旅行的なワクワク感が、高まります。 ![]() その雷門の向かい側に、2012年8月10日に開業したのが、ザ・ゲートホテル雷門。 レセプションは、13階。 エレベータを開けると、開放的なロビーが広がり、大きくとられた窓ガラスの向こうには・・・ ![]() スカイツリーのみごとな眺望。 滞在中、総支配人とお話しをする機会があり、その際に、 「スカイツリーは1.2~1.5キロほど離れた場所から見るのが理想的なのです。偶然ではありますが、私どものホテルはその1.2キロの距離にあるのです」 なるほど~。 ![]() ![]() しかし、この眺望は本当に魅力的。 雷門のあたりが、ジオラマのよう。 はとバスも通れば、最近、人気の路地を走る人力車も。 小さいけれど、下町情緒を演出しています。 ![]() ![]() 今回、選んだのは、クラッシータイプのお部屋。 やや広めで、もちろんスカイツリービュー。 このホテルに来たら、やっぱり眺望重視でしょ。 窓の外には文句なしの絶景が広がります。 ![]() ![]() 室内のインテリアは、日本を代表するデザイナーの内田繁氏。 大きなエッグシェル型のランプなど、遊び心のある氏のデザインを、マットなブラックの空間が引きしめています。 ![]() アートワークは、これも世界で活躍する、日比野克彦氏。 ベッドウォールのアートも、彼の作品なのかしら。 ![]() ![]() ![]() クラッシータイプは、バスルームとトイレは向かいあって、別。 このあたりも、ごくごくオーセンティックで、使い勝手がいいです。 場所柄、年配の方のご宿泊も多いでしょうからね。 バスルームは日本的なバスタブのスタイルに、レインシャワーと稼働型のシャワーが備わったシャワーエリア。広さも十分。お湯の量も、アメリカ人も納得するプレッシャー(笑)。 アメニティは、シンプル。 自然派コスメの「ゼミド」を使用。 バスローブも用意されていました。 ![]() ![]() ここのおもしろいところは、不要だと考えるものはそぎ落とし、 代りにあるとうれしいサービスを導入している、メリハリ感。 1階がスーパーマーケットで、しかも周辺にはコンビニがあるという環境からミニバーはなし。 その代り、無料のコーヒー&紅茶のほかにネスプレッソが。 ルームサービスはないけれど、レストランはゲストのためだけになんと、24時間オープン。 と、そんな感じ。 ミニバーやルームサービスにかかる手間、管理、人件費などを考えたら、これは納得の合理性。 いさぎよい判断ですが、わたしは支持できます。 ![]() そして、このホテルの最大の魅力が、14階にある、ゲストオンリーのテラス。 今まさに旬な東京スカイツリーのみごとなシルエットが目の前に広がります。 ![]() ![]() 夏の今の時期は、ライトアップは19:00~。 この日は、ロンドンオリンピックで日本選手が金メダルを獲得したお祝いとして、30分ごとにブルーの「粋」と、江戸紫色の「雅」が交互に点灯。 この眺望を満喫するためだけでも、泊まる価値はあります。 ![]() ![]() さらに、もうひとつの魅力が、3階にあるバルコニーと呼ばれるタイプの客室。 眼下は、雷門通り。 広いウッドバルコニーは三社祭り、浅草サンバカーニバルを眺める、まさに桟敷席。 これは、人気が出そうです。 ほんのりライトアップされた浅草寺の五重塔の姿もうるわしい。 ![]() ![]() 翌朝、チェックアウト後は、打ち合わせを兼ねてレストランを利用。 週末ということで、シェフから出していただいたイベリコハムを味わいながら、罪悪感なしにシャンパンを。 契約農家からという野菜を使ったシーザーサラダ、ご自慢のスモークサーモンなどをゆっくりと。 もちろん、窓の外にはスカイツリー。 このレストランには、アウトドアのテラス席があるので、そこもツリービューの特等席。 天空のダイニングは、ちょっとNYの摩天楼をイメージさせて爽快です。 ザ・ゲートホテル雷門のコンセプトは、「インティメイトなホテル」 親しみのある、心やすらかな、といったイメージでしょうか。 プロフェッショナリズムを持ちながら、つかず離れずのゲストサービスを信条にしています。 場所柄、全国から、さらに海外からも多くの観光客が訪れる浅草。 今後は、ロケーションだけではなく、ホテルとしての魅力で選ばれていくように。 地元で愛されるホテルとして、 スタッフのみなさんのがんばりに、大いに期待したいと思います。 開業、おめでとうございます。
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by naoko_terada
| 2012-08-12 18:00
| TOKYO HOTEL
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![]() 絶景のスカイツリービューで、 人気も上昇の愛すべき東京ホテルのひとつ、シャングリ・ラ ホテル 東京。 そのメインダイニングであり、華やかさでは、東京でもトップクラスのイタリアン、ピャチェーレで、7月30日~8月5日限定の、イタリア・ミシュラン1つ星のシェフ、マルコ・スタービレ氏と、ピャチェーレの料理長であるパオロ・ペロシ氏とのコラボレーションイベントがスタート。 ひと足、お先にそのお披露目にうかがいました。 マルコ・スタービレ氏は、フィレンツェの「オーラ・ダリア Ora d'Aria」のオーナーシェフで、ミシュラン1つ星を獲得するほか、イタリアのリストランテ格付けガイド本「ガンベロ・ロッソ」でも80点以上の高得点を与えられたスターシェフ。イタリアの風土、伝統の味を忠実に守りながら、新しいひねりを加えた「ネオ・イタリアン」に昇華。今回は、日本初来日です(なんと、昨日、到着したそう!)。 また、ピャチェーレの料理長パオロ・ペロシ氏は、オーラ・ダリアの1年いた経験があり、スタービレ氏は先輩にあたるシェフ。師弟関係にある二人のシェフが、東京のホテルを舞台に初競演となります。 ![]() ![]() シャングリ・ラは、シャンデリアが有名。 東京も、50以上のシャンデリアがロビー、ダイニング、フロアなどに配されています。 そのうちの20個のシャンデリアは、東京のための特注。 東京をイメージしたイチョウがモチーフのものもあります。 もちろん、ピャチェーレにもエレガントなシャンデリアの数々が。 艶っぽいアンバーな輝きを放ち、ゲストを出迎えます。 ディナーは、まずは厳選されたスプマンテからスタート。 カデルボスコ社のフランチャコルタ・キュヴェ・プレステージNV。 キリリとした味わいが、夏の夜の宴にふさわしい。 ![]() アミューズはパンプキンスープ。 カルダモンが入り、ちょっとエキゾチックな大人の味。 ![]() 次は北海道産帆立貝のポワレ マスクメロンとオレンジのサラダ仕立て。 帆立の上には、火を入れたプロシュート。 熟したマンゴーと一緒に。 海と大地の幸が競演です。 ![]() これが、おもしろかったです。 フィレンツェ風フォアグラのソテー 林檎のキャラメリゼ ジンジャーとリコリスの香り。 ダークチョコレートをまとったフォアグラのビターな味わいと、酸味と甘みのあるキャラメリゼされた林檎。 それぞれを味わってもいいし、両方を一緒に味わえば奥行のある風味に。 「このひと皿で、ワイン1本、空けられますね~」 とお隣の料理雑誌の編集女子と意見が一致(笑)。 ![]() シェフがおじいちゃんから教わったという、 仔鳩のトルテリーニ カリフラワーのクリームと洋ナシのロースト。 真ん中にあるのは仔鳩の胸肉。 香ばしく、シャッキリした洋ナシのキューブと一緒にいただくテクスチャアがおもしろい。 鳩の肉を詰めたトルテリーニは、優しい味のカリフラワーのピュレと一緒にいただきます。 ![]() ここで、赤ワインが登場。 ![]() ですが、それにあわせるのは魚。 タラと黒いバター レジェッロ産ヒヨコ豆のクリーム カルダモンの香り。 トスカーナでは塩タラ(バッカラ)の料理はとてもポピュラー。 上手に塩抜きがされ、香ばしくグリルしたタラにヒヨコ豆のピュレが絶妙なマッチング。 ![]() 以上は、ゲストシェフであるマルコ・スタービレ氏のメニュー。 最後は、ピャチェーレの料理長パオロ氏のひと皿。 鹿児島県産牛フィレ肉のロースト ズッキーニ添え。 下には緑も鮮やかなジェノヴェーゼのペストが敷き詰められています。 ![]() ドルチェは、これもスタービレ氏がマンマから伝授されたという、 チェリーとイタリアンメレンゲのトルタ 香草風味のカスタードクリーム。 香草は、これもトスカーナの料理によく使われるセージを、あえてデザートに起用。 ふんわり柔らかいのがイタリアンメレンゲの特徴。 シンプルですが、細かいところまで計算されたまさしく、一流シェフの最後の一品です。 ![]() 最後はお約束のツーショット。 左がパオロ・ペロシシェフ、右がマルコ・スタービレシェフ。 見た目は対照的なお二人ですが、意外にもマルコ氏のほうがより、繊細さのある料理を作り、パオロ氏はエレガントな中にもぐっと骨太なテイストがあるように感じました。 ピャチェーレ、久しぶりの夜にうかがいましたが、やはり素晴らしい空間。 マネージャーを筆頭に、細やかなもてなしは適度なエンターテイメントさも感じられ、ゲストのための特別な夜を演出してくれます。 ふたりのシェフによる、モダントスカーナ料理の競演。 8月3日には、一夜限定のガラディナーもあります。 お楽しみあれ! コラボレーション with シェフ、マルコ・スタービレ 2012年7月30日(月)~8月5日(日) ランチコース(8月4~5日を除く):5,700円 *グラススプマンテ付き ディナーコース(8月3日を除く):15,000円より ガラ・ディナー 2012年8月3日(金) ドアオープン:18時30分 ディナー:19時 ディナーコース(8品 / ワイン:トスカーナワイン):25,000円 ウィークエンド ブランチ 2012年8月4日(土)・5日(日) ブランチコース:6,500円 スプマンテ フリーフロー:4,500円 カデルボスコ社 「フランチャコルタ キュヴェプレステージNV」 ※料金は13%のサービス料を別途。
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by naoko_terada
| 2012-07-30 02:44
| TOKYO HOTEL
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筆者のプロフィール
寺田直子(てらだなおこ)
トラベルジャーナリスト。旅歴30年。訪れた国は90ヶ国超え。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで紀行文、旅情報などを執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。 問い合わせメール happytraveldays@aol.com インスタグラム Happy Travel Days 寺田直子 ![]() ![]() ツイッター ブログパーツ
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